Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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教育心理学B(中・高) 滝本 祥子
教職  2単位
【教職】 11-1-1330-2736-13A

1. 授業の内容(Course Description)
 教育心理学は,主に4領域によって成り立っている。それらは発達,学習,集団・適応・社会,測定・評価である。本講義では,教育心理学の諸領域について概観し,教育心理学における諸原理を学び,教育心理学の知見と教育実践場面における諸問題がいかに結びつくか理解することを目的とする。また,学習者の心理過程の理解を深めていく。本講義では,狭義の学校教育だけでなく,個別指導や社会人教育にも通じる子どもから大人までの幅広い教育心理学の観点から考察を進める。
 教育心理学Bの取り上げる領域は,発達,人格発達,発達障害と学習支援,学校不適応,カウンセリング,学級集団です。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 教育心理学Bの取り上げる領域を理解し,また教育心理学用語や理論などの知識を習得する同時に,教育心理学的な考え方を身につけることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業の参加状況,授業後の小課題と学期末試験の総合評価を行います。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:使用しません。
 参考文献:大村彰道編者『教育心理学I』東大出版会
      下山晴彦編者『教育心理学II』東大出版会
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業後に前回の授業内容に関する小課題を実施するため、必ず復習しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 単に講義を聞くだけの授業ではなく,教育心理学的な考え方を身につけるために常に自分の中で考えるという姿勢で授業に取り組んでください。また発達,人格発達,発達障害と学習支援,学校不適応,カウンセリング,学級集団に関心を持って授業に参加してください。なお、教育心理学の全領域を学ぶことが望ましいので、教育心理学A、B(いずれも滝本担当)を通年で履修してください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 発達①乳幼児期
【第3回】
 発達②児童期・思春期
【第4回】
 発達③青年期
【第5回】
 発達④成人期
【第6回】
 人格の発達①フロイトの発達段階
【第7回】
 人格の発達②エリクソンの発達段階(1)
【第8回】
 人格の発達②エリクソンの発達段階(2)
【第9回】
 発達障害と学習支援①
【第10回】
 発達障害と学習支援②
【第11回】
 学校不適応①
【第12回】
 学校不適応②
【第13回】
 カウンセリング
【第14回】
 学級集団
【第15回】
 まとめ