Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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情報資料論 I 松下  鈞
図書  2単位
【図書】 11-1-1500-1717-19A

1. 授業の内容(Course Description)
 学校における児童・生徒の情報活用能力育成のための学校図書館の役割を認識し、学校図書館が備えるべき資料の種類、選定、情報・資料の組織化などについて基礎的な知識と実践的な技術を学ぶ。
グループワークを行う。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1)学校図書館の活動の実際を知ること
 2)資料選定トゥールの使い方、情報・資料の組織化(目録作成、書架配置、レイアウトなど)
 3)学校図書館に配置するべき情報・資料の概要を知り、必要に応じて選択することができること
 4)学校図書館のさまざまなメディアを利用して、具体的な運営プランを立案すること
 等などについて基本的理解と技術の習得を目標とするとともに、
 5)グループワークを行うことでコミュニケーション能力を涵養する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 参加状況とショートコメント(30%)、小レポートまたは課題(25%)、グループワーク(25%)、最終レポート(20%)により総合的に評価する。
 いかなる理由でも指定した期日までに指定の内容の課題を提出しない人は最終評価の対象から除外する。つまり単位は取得はできないので注意すること。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト
  適宜プリントを配布する。また参考URLを指示する。
 推薦図書
  高鷲忠美 志保田務 北克一編著『学校図書館メディアの構成』NHK
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 1)出身校を訪問し、学校図書館の施設や運営法などについて取材しておくこと。
 2)文部科学省の「総合的な学習の時間」
   (http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/sougou/main14_a2.htm)
   をよく読み、「総合的な学習の時間」、「調べ学習」などについて、理解しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 1)第1回は授業の進め方、出席メールの送信法、成績評価法等について説明するので必ず出席すること。
 2)テキストは、5月連休明けまでに必ず用意しておくこと。
 3)機会があれば出身の小・中・高の図書室を訪問し、学校図書館のイメージを掴んでおくこと。
 4)この科目への履修登録は、インターネットの活用ができること、WORDで文書作成ができること、PCメールでファイルを添付して送信することができること、を最低条件とする。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション 授業の目的、進め方、成績評価法など
【第2回】
 学校図書館メディアの種類と特性
【第3回】
 学校図書館メディアの選択と収集
【第4回】
 書架への案内(配架と表示、サイン計画)
【第5回】
 NDC(日本十進分類法)(1)
【第6回】
 NDC(日本十進分類法)(2)
【第7回】
 NDC(日本十進分類法)(3)
【第8回】
 資料組織化の理論と方法(1)
【第9回】
 資料組織化の理論と方法(2)
【第10回】
 資料組織化の理論と方法(3)
【第11回】
 地域図書館との連携(1)
【第12回】
 地域図書館との連携(2)
【第13回】
 学校図書館とインターネット情報資源(1)
【第14回】
 学校図書館とインターネット情報資源(2)
【第15回】
 総括
 各回の内容は進捗状況によって変更する場合もあります。