Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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レクリエーション指導(理論) 水上 茂
選択  2単位
【観光経営】 11-1-3074-0504-12A

1. 授業の内容(Course Description)
 物質的には高度に発達し、豊かになった現代社会の中で、得たものも数多くあったが、逆に自然破壊、高度に発達したがゆえのストレスによる数々の病名も生み出だした。そのような時代の流れから、近年わが国でも、単に勤労するだけの時代から真の豊かさを求める時代に入り、労働時間短縮・生涯活動事業の充実等余暇環境の整備を計っている。
 その中で、レクリエーションは労働と対比する遊びの領域で展開され、心のゆとりと豊かさを支える重要な要素である。老若男女・健常者・障害者を問わず、それぞれの範囲の中でそれぞれの、「楽しみ」「趣味」「自然」すなわち「スポーツ」「カルチャー」「ネイチャー」を享受できることが望ましい。
 この講義では、その各活動領域の中での、計画立案・運営等についての基礎理解を目的として開講致します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 レクリエーションの活用とそのリーダーとして各活動領域の中での、計画立案・運営等についての基礎理解を目的として開講致します。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 資格認定授業のため、授業への参加度重視 80%
 課題提出レポート            20%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 財団法人日本レクリエーション協会発行
 『レクリエーション支援の基礎』¥2,100
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 現実の中で、いかにレクリエーションが生かせれているか、常日頃から考える事。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 資格に関わる講座なので、この授業をとるとそのまま資格を認定されますので出席重視です。積極的な学生参加を望みます。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業ガイダンス(資格取得のためのガイダンス、授業ガイダンス)
 レクリエーションの基礎理論
【第2回】
 レクリエーションの意義
 レクリエーションの理解
【第3回】
 レクリエーションの歴史
 レクリエーションの未来
【第4回】
 レクリエーションの実際
 コミュニケーションワーク
 レクリエーション支援論
【第5回】
 レクリエーション支援の考え方
 レクリエーション・インストラクターに期待される役割
【第6回】
 レクリエーション・インストラクターとしての配慮
 支援の展開と方法
 支援の目標と理念
【第7回】
 ライフスタイルとレクリエーション
【第8回】
 少子高齢化社会の課題とレクリエーション
 地域づくりとレクリエーション
 レクリエーション事業論
【第9回】
 レクリエーション事業とは
【第10回】
 事業計画Ⅰ(集団を介して個人にアプローチする事業の作り方)
【第11回】
 事業計画Ⅱ(市民を対象とした事業の作り方)
【第12回】
 安全管理に関する基礎知識
【第13回】
 事業評価の意義と目的
【第14回】
 魅力ある行事にするために
【第15回】
 まとめ