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授業の内容(Course Description) |
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「運動」にはいろいろな種類がある.「走る」,「跳ぶ」,「投げる」という運動の違いはわかりやすいが,「どのように走っている」,「どのように跳んでいる」,「どのように投げている」を説明するは難しい. 本授業では,運動の違いを見抜く力を身につけるために,様々な観点で運動を見つめ運動について深く考えていく.
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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運動をみる視点を養うことを目標とする. 以下のようなことができるようになれば最高の達成と考えられる ①スポーツの分類ができる 例1)サッカーとバスケットボールの違いはと説明できる ②動きの違いを見抜ける 例2)うまい投げ方と下手な投げ方の違いを見抜き,説明できる ③運動改善のアドバイスができる 例3)逆上がりのできない人にできるようになってしまう魔法の一言をかけられる
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末にレポート課題を課す. レポートの点数に授業参加状況を加味して評価を行う.
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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大修館書店『運動学講義』金子明友,朝岡正雄:著
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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スポーツ運動に日常的に興味を持ち,各種メディアで報じられているものを通じて,運動指導に役立ちそうなコメント,コツに関する情報を収集すること
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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出欠管理は厳密に行う. 授業中の私語は厳禁.目に余る場合は退出させる.
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 スポーツ運動学とは 【第3回】 運動の分類①:スポーツ競技のグループわけ 【第4回】 運動の分類②:スポーツの特徴を知る (とくに球技スポーツに関して) 【第5回】 運動の技術 【第6回】 運動の構造 ~動きをみるポイント~ 【第7回】 運動の自己評価 ~自己観察について~ 【第8回】 運動の習熟過程について 【第9回】 運動指導について ~どうすればよいサポートができるのか~ 【第10回】 運動の発達 【第11回】 運動にかかわる要素(体力) 【第12回】 運動にかかわる要素(戦術) 【第13回】 新しい運動学のテーマ アフォーダンス 【第14回】 運動学的トピックス 疾走能力の発達 【第15回】 まとめ
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