Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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メディアと教育 宮地 利彦
教職  2単位
【教職】 11-2-2120-0516-13A

1. 授業の内容(Course Description)
 コンピュータなどの技術革新とともに、通信ネットワークの整備が進み、我々の生活のあらゆる場面で大きな変化が起こってきている。教育現場においても、そのような流れは大きな影響をもたらし、教育効果を上げる情報機器やマルチメディアに代表される視聴覚メディア技術やインターネット技術の活用については、強い関心が寄せられている。この講義では、そのような時代の変化の要請に応じて、新しいし情報化社会のメディアの教育環境を活用していくための適切な知識を学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 教育者として、ICTの教育への適用と活用について構想できる基礎知識を育成する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 定期試験またはレポート、および随時行う出席確認結果を加味して、評価を行ないます。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:井上智義編『視聴覚メディアと教育方法 Ver.2』北大路書房
 参考文献:財団法人 専修学校教育振興会 慣習 『情報活用試験2級テキスト』実教出版
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味など、授業で学ぶ要点を整理して授業に臨むこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 本講義を受講する上で、コンピュータやインターネットの経験が有用である。マルチメディアなどの情報技術に関心を持っていることが求めら、さらに、情報技術を教育に活用していく意欲を持ってもらいたい。
 諸君は、携帯電話やipodのような種類の情報機器を自由に扱えるのであって、コンピュータを教育に使えないことはないのである。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス(授業の方法、目的など)、教育におけるメディア
【第2回】
 メディアの歴史、視聴覚メディアと情報技術
【第3回】
 人間の情報処理と視聴覚メディア
【第4回】
 コンピュータによる視聴覚情報の扱い 画像
【第5回】
 コンピュータによる視聴覚情報の扱い 音声
【第6回】
 コンピュータによる視聴覚情報の扱い 文字
【第7回】
 コンピュータの構成要素と働き
【第8回】
 視聴覚情報と人類の進化
【第9回】
 情報の視覚化とビジュアルコミュニケーション
【第10回】
 マルチメディアの教育への利用1
【第11回】
 マルチメディアの教育への利用2
【第12回】
 教育に使われるソフトウェアおよびシステム
【第13回】
 情報化社会のメディア インターネットとその活用
【第14回】
 eラーニング用のシステムの機能とその利用
【第15回】
 eラーニングにおける著作権