Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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コンピュータ演習 III 宮地 利彦
選択  2単位
【人間文化】 11-2-2120-0516-22A

1. 授業の内容(Course Description)
 本演習は、パソコンを使いこなし、情報処理やデータ解析に役立てられるようになることを目的とする。種々の経済・経営データはそのまま役に立つことは少ない。これらのデータの意味を読み取り、意思決定を行うには、そのデータに様々な加工を施さなければならない。そうして初めて、データが人にとって有効な情報になる。本演習では、実践的なコンピュータの利用として、「データ分析」を柱に、主にExcelを使って、実際の仕事に役立たせるためのノウハウを習得する。
 コンピュータ利用技術を有していること、および、Excelの基礎知識を有していることが望ましい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 Excelの機能を活用して、データを処理、解析できる能力を育成する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 教科書にある課題と同様の課題を自分で解けるようになっているかを、授業中に行う提出課題、出席点をあわせて総合的に判断する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:改訂予定あり。授業で指示する。(実教出版)
 参考文献:宮地 利彦 『情報強者になるための 情報リテラシー』 株式会社 帝京サービス
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 パソコンを使った情報処理の授業は積み重ねである。常に前回までの、授業内容ができるように再確認しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 本授業では、eラーニングによる学びが可能である。したがって、授業時以外にも学習が可能なので、活用してもらいたい。そして、確実に自分で課題を解けるようになること。eラーニングを活用して学生のレベルに合わせて個別に指導する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 以下の内容について演習を進める予定であるが、進行状況に応じて変更することがある。
【第1回】
 ガイダンス、Excel基本操作
 ワークシートの成り立ち、取り扱い、文字・数値の入力
【第2回】
 Excelの基本操作
 計算式の入力、表の編集、データのグラフ化
【第3回】
 適切な関数の指定による集計表の作成とグラフ化
  棒グラフ・帯グラフ
【第4回】
 適切な関数の指定による集計表の作成とグラフ化
  円グラフ、立体グラフ
【第5回】
 適切な関数の指定による集計表の作成とグラフ化
  折れ線グラフ、複合グラフ
【第6回】
 適切な関数の指定による集計表の作成、並べ替えとグラフ化
  ドーナツグラフ、レーダーチャート
【第7回】
 IF関数によるデータ処理の分岐
【第8回】
 VLOOKUP関数によるデータ検索、判断の活用による処理1
【第9回】
 VLOOKUP関数によるデータ検索、判断の活用による処理2
【第10回】
 関数ネストによる、複雑なデータ処理、IF関数の活用
【第11回】
 データベース関数によるデータの抽出1
【第12回】
 データベース関数によるデータの抽出2
【第13回】
 ピボットテーブルによるデータの分析1
【第14回】
 ピボットテーブルによるデータの分析2
【第15回】
 総合課題