Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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教育評価 山村 豊
選択  2単位
【教育】 11-1-1330-3085-05

1. 授業の内容(Course Description)
教育評価とはテストを行い成績をつけるものである、というイメージをもつ者が多いようである。しかし、これは評価の役割の一部である。教育を行う際、初めに設定された教育目標の達成状況や、目標を達成するための立案・実施された教育計画や指導法の効果は、評価を行うことによって、はじめてチェックできる。また、評価は指導計画・指導内容・指導法などを選択・決定するために有用な情報を提供してくれる。このように教育評価は教育 活動の中で必要不可欠な位置と役割をもつものである。
本講義では、授業計画に示された内容について学ぶことにより、評価の意義と評価法を理解すること目的とする
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
教育評価についての諸領域を理解できる。また、教育評価の実践的な活用スキルを習得することができる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
授業への出席状況および受講態度、授業中の小課題、学期末テストを総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
テキスト:なし。授業中にプリントを配布する。
参考書:授業中に指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
受講後、毎回ノート整理を欠かさないこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
意欲をもって授業に参加する学生の受講を希望する。
また、授業中の講義内容をその場で理解するように努め、理解できない場合は積極的に質問するよう勧める。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ・授業ガイダンス
  授業での注意事項、授業の概略、教育評価の意義
【第2回】
 ・教育評価の目的と領域
【第3回】
 ・教育評価の方法①
【第4回】
 ・教育評価の方法②
【第5回】
 ・教育評価の用具①:テスト法
【第6回】
 ・教育評価の用具②:標準テスト①
【第7回】
 ・教育評価の用具③:標準テスト②
【第8回】
 ・自己評価
【第9回】
 ・意欲・関心・態度の評価
【第10回】
 ・評価資料の処理と解釈①
【第11回】
 ・評価資料の処理と解釈②
【第12回】
 ・評価のための統計法①
【第13回】
 ・評価のための統計法②
【第14回】
 ・評価のための統計法③
【第15回】
 ・まとめ