1. |
授業目標 |
|
基礎的ヘリコプターの操縦法をマスターし、単独で離着陸が出来るようにします。
|
2. |
授業概要 |
|
へリパイロットコース生を対象に、飛行実習を通じてヘリコプターの基礎的技術を習得させます。そのため、まずヘリコプターの3舵の使用要領及びホバリング技術を習得させ、ある程度の操縦技術に到達した段階で、離着陸訓練を行い、単独で離着陸が実施出来るようにします。併せてオートローテーションの緊急操作の概要を習得させます。
|
3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
|
テキストの『操縦教本』を参照し、ロビンソンR22ヘリコプターの計器配列に慣れておくようにして下さい。
|
4. |
授業計画 |
|
【第1回】オリエンテーション(ORI):空中感覚及び操舵感覚の概要を習得させます。 【第2回】基礎空中操作(基礎AW)及びホバリング(HOV)訓練: 水平直線、上昇降下、旋回、増減速要領が概ね実施できるようにします。ホバリング及び垂直離着陸が実施できるようにします。 基礎AW訓練2回のうちの1回目 HOV訓練5回のうちの1回目 【第3回】同上:基礎AW訓練2回のうちの2回目、HOV訓練5回のうちの2回目. 【第4回】ホバリング(HOV)訓練&離着陸(TGL1)訓練: 離陸操作及び場周飛行を実施できるようにするとともにスポットへの着陸操作が概ね実施できるようにします。 HOV訓練 5回のうちの3回目 TGL1 5回のうちの1回目 【第5回】同上:HOV訓練5回の内の4回目、TGL1訓練5回の内の2回目. 【第6回】同上:HOV訓練5回の内の5回目、TGL1訓練5回の内の3回目. 【第7回】TGL1訓練 5回の内の4回目. 【第8回】同上 5回の内の5回目. 【第9回】離着陸訓練2(TGL2)&オートローテーション訓練(AUTO): 離着陸操作が安全に実施できるようにします。ホバリング及び直進オートローテーションが概ね実施出来るようにします。 TGL2訓練 4回のうちの1回目 AUTO訓練 4回のうちの1回目 【第10回】同上:TGL2訓練4回のうちの2回目、AUTO訓練4回のうちの2回目. 【第11回】同上:TGL2訓練4回のうちの3回目、AUTO訓練4回のうちの3回目. 【第12回】同上:TGL2訓練4回のうちの4回目、AUTO訓練4回のうちの4回目. 【第13回】単独前審査(TGL3):単独離着陸(TGL4)が実施出来るか審査します。2回のうちの1回目. 【第14回】TGL3:2回のうちの2回目.この際前回の審査結果及び当日の状態が良ければそのまま単独離着陸(TGL4)を行います。 【第15回】TGL4:2回のうちの2回目.
|
5. |
成績評価の方法、基準 |
|
評価基準に基づき審査を実施します。その他取り組む姿勢を併せて考慮します。
|
6. |
使用テキスト及び使用教材 |
|
『操縦教本』(ALP)
|
7. |
その他 |
|
|