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授業目標 |
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現在、航空機の推進機関は、ほとんどが航空用ガスタービンを用いていて、排気ジェットを推進力とするターボジェット及びターボファン方式か、軸動力でプロペラを回転させるターボプロップ及びターボシャフト方式を採用しています。本講義では、航空用ガスタービン全般に対する基礎知識を得、航空用ガスタービンの特徴とその役割に関して理解を深める事を目指しています。
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2. |
授業概要 |
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ガスタービンエンジンの構成、機能、性能を、熱力学や流体力学の基礎知識に基づいて学びます。
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3. |
準備学習(授業時間外の学習) |
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・力学 ・熱力学 ・流体力学 ・材料力学 ・微分積分学
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授業計画 |
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1. 航空原動機の種類と特徴 2. ガスタービンエンジンの概要 3. ガスタービンエンジンの出力 4. ガスタービンエンジンの効率 5. ガスタービンエンジンの一般特性 6. ガスタービンエンジン本体の基本構成要素-1 7. ガスタービンエンジン本体の基本構成要素-2 8. ガスタービンエンジン本体の基本構成要素-3 9. ガスタービンエンジン本体の基本構成要素-4 10.ガスタービンエンジン用燃料及び潤滑油 11.ガスタービンエンジンの補機系統-1 12.ガスタービンエンジンの補機系統-2 13.ガスタービンエンジンの補機系統-3 14.ガスタービンエンジン材料 15.定期試験及びまとめ
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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成績評価は、定期試験の結果等を考慮して行います。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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教科書は使用しません。 参考書:「ジェットエンジン概論」 J.L.ケルブロック著/梶 昭次郎訳 東京大学出版会
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7. |
その他 |
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実際のガスタービンエンジンをイメージして学ぶ事が大切です。そのためには、格納庫にあるT-2搭載エンジンを、機会ある毎に見学する事を薦めます。
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