Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
思潮文化論2(Thought and Culture 2) 小松 真理子
1年 後期 総合基礎科目選択 2単位
【地域・後】 12-1-0730

1.
授業目標
目標(生命倫理、医療倫理を中心に現代における生と死の問題の諸局面を提示・紹介し、これについて自分なりの考え方を持てるように考えてもらいます。そのための最小限の知識を身につけてもらいます。)テーマ(現代の医療における誕生・生殖の問題を主に取り扱い、ほかの現代における生と死の問題に関連する種々の問題も扱います。)
2.
授業概要
後期は、生殖技術(生殖コントロール・生殖補助医療・出生前診断)の問題、クローン技術、再生医療、胚研究の問題、医原病、遺伝子治療、バイオテクノロジー、環境ホルモンと生殖毒性、といった問題を取り上げます。
3.
準備学習(授業時間外の学習)
前回のレジュメを読んで復習しておくこと。
4.
授業計画
1.現代における生と死――誕生・生殖の問題とその他の問題
2.生殖コントロール(受胎調節)と胎児の地位(1)――堕胎
3.生殖コントロール(受胎調節)と胎児の地位(2)――子殺しと避妊
4.生殖補助医療――人工授精、体外受精、代理出産、代理母など
5.クローン技術と生殖補助医療
6.出生前診断
7.出生前診断と新優生学
8.生殖革命、および再生医療とその問題
9.クローン技術と胚の操作研究の問題
10.医原病
11.遺伝子治療
12.バイオテクノロジーの進展とその問題
13.環境ホルモンと生殖毒性(1)――一般的な問題状況
14.環境ホルモンと生殖毒性(2)――日本の状況
15.テストと解説
5.
成績評価の方法、基準
テスト(知識問題・論述式混合)によって評価します。
6.
使用テキスト及び使用教材
各回にまとめのレジュメを配布します。時に資料プリントを渡すことや、ビデオを見せることがあります。
7.
その他
地域経済学科にとっての総合基礎科目です。