Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

理科教育法4(Method of Science Education 4) 齋藤 猛
3年 後期 教職科目必修 2単位
【資格・後】 12-1-0892

1.
授業目標
・中学校理科教育の指導目標を理解し、理科教師として必要な基礎的・基本的な知識・技能を習得させるのが目標です。また、教員としての基礎的な資質・能力についても研修します。
2.
授業概要
・「理科教育法4」は模擬研究授業を通した実践力の育成を目的とする講座です。受講者全員が模擬研究授業と研究協議が体験できるように「理科教育法3」と「理科教育法4」を併合した合計30講座として実施します。
・模擬研究授業の指導案作成・実施にあたっては、より発展的な工夫改善を取り入れたものを作成します。
・指導力育成のために基礎学力テストを実施するほか、演習プリント・課題等を配布します。
3.
準備学習(授業時間外の学習)
・模擬研究授業で取りあげる単元について、授業者は解説が出来るように、学習者(受講者)は成果・問題点等が述べられるように事前に下調べをしておいて下さい。
・課題等は必ず提出してください。
4.
授業計画
【第1回】中学校理科教育の目標の変遷と教科目標、理科教育の体系化と問題点
【第2回】学年別指導計画と指導内容、単元別指導計画表の検討と模擬研究授業の担当分野の決定
【第3回】学習指導案作成について
【第4回】模擬研究授業の学習指導案作成
【第5回】模擬研究授業の学習指導案作成
【第6回】模擬研究授業の実施及び授業研究 (模擬研究授業は全員が必ず実施します。研究授業に必要な教材資料等は授業者が責任を持って準備して下さい。)
【第7回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第8回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第9回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第10回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第11回】模擬研究授業の実施及び授業研究
【第12回】模擬研究授業についてのまとめと反省
【第13回】観察・実験の安全管理、事故事例
【第14回】評価・評定について
【第15回】中学校理科指導についてのまとめと反省
5.
成績評価の方法、基準
・演習プリント、講義中に行う課題テスト、レポート・課題等を総合して評価します。
・学習指導案の内容と授業構成、模擬研究授業での実践的指導力、教材研究への工夫・関心、評価の工夫、研究協議への参加状況、自然への関心度等広い立場から見た実績を評価の対象とします。
6.
使用テキスト及び使用教材
・使用教科書、中学校学習指導要領解説等については初回授業で指示しますので各自で用意して下さい。
・必要に応じ資料を配布しますので、ファイルを準備して下さい。
・配布したプリント等の教材資料は毎回必ず持参して下さい。
7.
その他
・教職課程履修者で、中学校理科の教員免許を取得する者には必修の科目です。
・模擬研究授業実施のための割当とスケジュール作成のため、履修者は第1回講座に必ず出席して下さい。
・全講座数の3分の2以上の出席者にのみ単位取得資格を与えます。