1. |
授業の内容(Course Description) |
|
「インターネットでマクロ経済の実際をマスターしよう。」 学生諸君が学ぶマクロ経済、日本経済、世界経済の具体的なデータは、インターネット上で、あふれるほどアクセス出来る。理論で学んだ概念、教科書や新聞・雑誌に出ている図表などは、データをダウンロードして、エクセルなどで作図、作表、計算すれば、たちどころに、自分作成の最新情報が得られる。 さらに、政府の文書や企業の財務情報、外国や国際機関の出版物も、ただちにアクセス出来る。これらの文書や情報を理解できるようになれば、マクロ経済の実際的能力は飛躍的に高まる。 世界経済危機、日本経済の危機のさなかにこのような力を身につければ、危機に立ち向かう自信がつき、自分の意見もはっきり言えるようになる。自分の進路もはっきりとらえられるようになり、就職活動にも役立つ。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
世界経済、日本経済の現実は、インターネットを使い、エクセルを使って、いつでも自分のものにできるという自信を持てるようになること。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
出席、レポート、発表、ディスカッションにより総合判断する。 欠席・遅刻・早退、教室にいても授業不参加・ケータイ・マンガ・ゲーム・寝る・喋る・立ち歩く・飲み食いするでは、単位はとれない。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
プリント配布による。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
新聞、テレビ、ネットで経済情報を毎日チェックすること。 演習でやったデータについて、自宅で自分のパソコンでもやってみること。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
インターネットとエクセルの腕をみがきながら、マクロ経済、日本経済、世界経済を具体的に理解したい、という学生諸君歓迎!
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
前期は、マクロ経済データをダウンロードし、エクセルを用いて計算処理、作表、作図する腕を磨く。 【第1回】 Powerpointの練習(1)就職活動のポイント 【第2回】 Powerpointの練習(2)世界経済危機のポイント 【第3回】 TOPIX(東京証券取引所)、NIKKEI225(アメリカYAHOO) 株価のチャートの見方 【第4回】 日銀短観・業況判断(日本銀行) 【第5回】 景気動向指数CIと個別系列(内閣府研究所) 【第6回】 就職状況(厚生労働省、文部科学省、リクルートワークス研究所) 【第7回】 若年失業率、学卒未就職者失業率(総務省統計局) 【第8回】 実質・名目GDP(内閣府研究所) 【第9回】 アメリカの実質・名目GDP(商務省経済分析局) 【第10回】 アメリカの住宅不況 【第11回】 ユーロ圏の国債利回り、CDS価格と日本の比較 【第12回】 鉱工業生産(経済産業省) 【第13回】 東日本大震災と福島原発事故の影響(工業生産、電力使用量、雇用、小売販売) 【第14回】 電子部品・デバイス工業の出荷・在庫、在庫循環 【第15回】 エクセル文書作成の練習(表形式の文書にまとめる)
|