Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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税法研究 戸恒 東人
必修  4単位
【経済学専攻】 12-1-1110-1589-03

1. 授業の内容(Course Description)
 1.春期の授業の進め方
 2年間かけて修士論文を作成するという大きな目標に向かって、その基礎となる税制・財政の勉強をまず行う。次いで、6月頃までには、どのような論文を書くかについて、その方向性を定め、授業はその課題を中心として進める。8月に税理士試験があるので、当面未合格者はそれに取り組む。
 2.秋期の授業の進め方
 各人の選んだ論文のテーマについて、その論文の骨子を作成しはじめる。遅くとも、11月には、修士論文の草稿(第一次案)を書く。1200字×50枚程度。それを元に秋期の終わりには、第二次案を作成し、論文の不備を補うための資料(判例・学説)などの蒐集を積極的に行う。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 修士論文の学内審査、国税審議会の審査にパスできるような、レベルの高い論文の作成を行うこと。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 毎回のゼミへの出席度、ゼミでのレポート・討論の内容、その他のゼミ活動により総合的に判定する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 戸恒 東人 著『転換期の財政』(大蔵財務協会)『日本の財政Ⅰ・Ⅱ』ほか
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 自分の選んだ課題に関する資料蒐集を積極的に行うこと。税理士試験合格のため税理士試験専門の予備校に通うこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 最後までくじけないで、論文の作成と税理士試験合格を目指して、勉強して下さい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 春期の授業の進め方についての詳細なガイダンス
【第2回】~【第9回】
 わが国の税法および財政に関する授業
【第10回】~【第15回】
 修士論文のテーマについての研究を始め、論文のテーマについて、ゼミ形式で発表・討議する。
【第16回】
 秋期の授業の進め方についての詳細なガイダンス
【第17回】~【第22回】
 修士論文草稿(第一次案)の作成。
【第23回】~【第29回】
 第一次草案の再検討を踏まえ、第二次案に向けて更に研究を行う。
 主として、関係判例の研究や資料について、ゼミ形式で議論する。
【第30回】
 1年間の研究成果についての総括。