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授業の内容(Course Description) |
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1.春期の授業の進め方 2年間かけて修士論文を作成するという大きな目標に向かって、その基礎となる税制・財政の勉強をまず行う。次いで、6月頃までには、どのような論文を書くかについて、その方向性を定め、授業はその課題を中心として進める。8月に税理士試験があるので、当面未合格者はそれに取り組む。 2.秋期の授業の進め方 各人の選んだ論文のテーマについて、その論文の骨子を作成しはじめる。遅くとも、11月には、修士論文の草稿(第一次案)を書く。1200字×50枚程度。それを元に秋期の終わりには、第二次案を作成し、論文の不備を補うための資料(判例・学説)などの蒐集を積極的に行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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修士論文の学内審査、国税審議会の審査にパスできるような、レベルの高い論文の作成を行うこと。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回のゼミへの出席度、ゼミでのレポート・討論の内容、その他のゼミ活動により総合的に判定する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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戸恒 東人 著『転換期の財政』(大蔵財務協会)『日本の財政Ⅰ・Ⅱ』ほか
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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自分の選んだ課題に関する資料蒐集を積極的に行うこと。税理士試験合格のため税理士試験専門の予備校に通うこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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最後までくじけないで、論文の作成と税理士試験合格を目指して、勉強して下さい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 春期の授業の進め方についての詳細なガイダンス 【第2回】~【第9回】 わが国の税法および財政に関する授業 【第10回】~【第15回】 修士論文のテーマについての研究を始め、論文のテーマについて、ゼミ形式で発表・討議する。 【第16回】 秋期の授業の進め方についての詳細なガイダンス 【第17回】~【第22回】 修士論文草稿(第一次案)の作成。 【第23回】~【第29回】 第一次草案の再検討を踏まえ、第二次案に向けて更に研究を行う。 主として、関係判例の研究や資料について、ゼミ形式で議論する。 【第30回】 1年間の研究成果についての総括。
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