Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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国際経営論 II
(国際経営論)
郭  四志
選択必修  2単位
【経営】 12-1-1110-1688-04

1. 授業の内容(Course Description)
 経済のグローバル化が急速に進み、米欧日多国籍企業が「世界の工場・世界の市場」化されつつある中国を中心にし展開し、中国、インドなど新興多国籍企業も台頭し対外進出を加速している。国際経営、企業の国際化、多国籍企業の主体が様々多岐にわたっている。
 グローバル化を加速し、企業活動が国際化になっている今日、単純な国内企業活動がすくなくなっている。むしろ、企業は競争に勝ち、企業優位性を実現する為に、国籍を問わず最適な事業場所を選び、積極的に国際経営・生産活動を進めている。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 国際経営及び日本企業の海外経営に関する基本知識・主要活動の実態を把握し、的確な分析力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験(資料・ノート持ち込み可)と平常点などによる総合的評価
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 郭 四志『日本の対中国直接投資』明徳出版社
 吉原 英樹『国際経営』(新版)有斐閣
 配布プリント
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 テキスト・参考文献を予習。復習してほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 講義の内容にそって、理解し、それをその都度参考文献によって補ってほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 国際経営論の要約(1)
【第2回】
 国際経営論の要約(2)
【第3回】
 企業経営・生産の国際化(1)
【第4回】
 企業経営・生産の国際化(2)
【第5回】
 先進国多国籍企業の事業活動特徴
【第6回】
 途上国多国籍企業の事業活動特徴
【第7回】
 中国企業の海外進出のプロセスと現地経営
【第8回】
 「世界工場」の中国における多国籍企業間の競争・協調
【第9回】
 日本企業海外工場の現地経営管理
【第10回】
 日本型経営性産システムの特徴
【第11回】
 日本企業・生産システム国際移転の評価
【第12回】
 日本型経営・生産システム国際移転の特徴(北米)
【第13回】
 (中国・アジア)
【第14回】
 (ヨーロッパ)
【第15回】
 まとめ
 日本型経営生産システムのグローバル化の現段階―日本モデルの競争と協調