Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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国際経済論特講 II 郭  四志
選択  2単位
【経済学専攻】 12-1-1110-1688-08

1. 授業の内容(Course Description)
 院生段階では、国際経済に関する理論・知識を学ぶよりも、理論・知識を使い、的確に問題発見、調査・分析及び研究能力を養うことが大切である。前期では、マクロとミクロという両サイドから、常に国際経済・中国経済を分析し、学生たちと一緒に討議しながら、講義を進める。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 的確な問題発見・分析及び調査・研究能力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 レポート、平常点など。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 配布プリントなど。参考文献・参考資料は、授業の第1回目に、紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 資料収集及び調査・研究を積極的に進めてほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 マクロとミクロという両サイドから、全面的で常に国際経済の重大な動きを把握し、分析すべきである。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 後期学習・調査研究のポイントについて
【第2回】
 国際経済における注目されているポイント
 (1)国際金融危機及びその実体経済への影響
 (2)原油・資源価格の国際経済・市場へのインパクト
 (3)世界経済回復の動向及び世界経済の今後の行方
【第3回】
 BRICsなど新興国の台頭
【第4回】
 国際経済を左右しているエネルギー資源・温暖化問題
【第5回】
 国家競争力の構築と実現
【第6回】
 産業間の比較優位の役割と限界
【第7回】
 国際経済における企業優位・競争優位性について
【第8回】
 海外直接投資パータンの変化と多国籍企業事業活動の新たな特徴
【第9回】
 国際メジャーの国際経済・市場への影響
【第10回】
 中国・インド経済の比較及びその国際経済の位置づけ
【第11回】
 日本と中国に挟まれている台湾・韓国経済の特徴
【第12回】
 ASEAN経済の成長と行方
【第13回】
 資源をバックに成長するロシアとその国家戦略
【第14回】
 金融と石油を絡む危機と繁栄
【第15回】
 グローバル化時代の国際経済と日本経済:変革と進化の課題