Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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日本の産業 I
(産業論 I)
國府田 桂一
選択必修  2単位
【経済】 12-1-1110-1805-03

1. 授業の内容(Course Description)
 日本の産業を応用ミクロ経済学(産業組織論)の視点から考える。日本の産業Ⅰではミクロ経済学・ゲーム理論の関連部分のレビューが主となるが、日本の産業・企業からの具体例をなるべくたくさん取り上げたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 産業組織理論の基本概念を理解するとともに、新聞・雑誌・テレビ等で報道される日本の産業・経済の時事問題に関心をいだくようになること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席点 30%  中間試験・レポート 30%  期末試験 40%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 教科書:泉田 成美・柳川 隆『プラクティカル産業組織論』有斐閣アルマ
 参考書:井出秀樹・鳥居昭夫・竹中康治『入門・産業組織』有斐閣
     八田 達夫『ミクロ経済学Ⅰ―市場の失敗と政府の失敗への対策』(プログレッシブ経済学シリーズ)東洋経済新報社
          『ミクロ経済学Ⅱ―効率化と格差是正』(プログレッシブ経済学シリーズ)東洋経済新報社
     岡田 章 『ゲーム理論・入門―人間社会の理解のために』有斐閣アルマ
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 学期中授業時間外に練習問題を解いてレポートとして提出することが求められる。レポートに対して2週間の余裕を与えるので、その機会にこれまで学んだことについて授業ノートを読み返し、教科書を読んで復習してほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 この講義をミクロ経済学の応用としての立場から行うので、少なくとも入門ミクロ経済学ⅠおよびⅡを履修済みか、並行して履修していることが望ましい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 産業組織論の基本概念
【第3回】
 競争と独占の基礎理論1
【第4回】
 競争と独占の基礎理論2
【第5回】
 ゲーム理論のレビュー1
【第6回】
 ゲーム理論のレビュー2
【第7回】
 寡占価格理論1
【第8回】
 寡占価格理論2
【第9回】
 寡占価格理論3
【第10回】
 市場集中と合併1
【第11回】
 市場集中と合併2
【第12回】
 市場集中と合併3
【第13回】
 共謀と協調1
【第14回】
 共謀と協調2
【第15回】
 共謀と協調3