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授業の内容(Course Description) |
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アジア経済論IIでは、今後の東アジア経済発展の方向性について、知識を深めていきます。まず「変りゆく世界経済の潮流と東アジア」と題した総論を学び、次に東アジアの消費市場の拡大と日本の対応について知識を深めます。 また、関連する新聞記事等のニュースを理解することにより、TPP参加問題等、最新の東アジア経済の知識を得ることを目指します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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世界の成長センターとなった、東アジア経済の特質を知り、今後の日本の採るべき戦略を探る。また理論のみならず、新聞等の記事から選別した、現に起きている重要な事実を参考に、東アジアの現実を学び、将来を予測する力を養うことを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末試験の成績を尊重し、出席数を参考とします。(出席しても授業態度の悪ければ、厳しく減点します。)
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書:大泉 啓一郎 『消費するアジア』 中公新書 参考書:通商白書 2012 経済産業省
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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教科書、参考書を熟読すること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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まず毎日、新聞やネットのニュース記事を読む習慣をつけて下さい。現在、世界で何が起きているかに関心を持ち、その背景を理解しようとする努力が必要です。また近隣諸国への無関心は社会人として失格です。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(講義のすすめ方、受講の心構えについて) 【第2回】 世界経済の潮流と東アジア(1)(総論、世界経済の変化と東アジア) 【第3回】 世界経済の潮流と東アジア(2)(東アジア経済の展望) 【第4回】 世界経済の潮流と東アジア(3)(輸出志向経済から内需拡大への転換) 【第5回】 世界経済の潮流と東アジア(4)(消費社会への転換の条件) 【第6回】 世界経済の潮流と東アジア(5)(東アジア経済が克服すべき課題) 【第7回】 世界経済の潮流と東アジア(6)(発展は東から西へ。環インド洋経同国の胎動) 【第8回】 東アジアにおける消費市場(1)(総論、東アジア消費市場の拡大と日本) 【第9回】 東アジアにおける消費市場(2)(メガ都市の抬頭と消費市場) 【第10回】 東アジアにおける消費市場(3)(過剰都市からメガ都市へ) 【第11回】 東アジアにおける消費市場(4)(メガリージョン化する東アジア) 【第12回】 東アジアにおける消費市場(5)(都市と農村の格差) 【第13回】 東アジアにおける消費市場(6)(新興国の政治不安の要因は) 【第14回】 経済連携と日本(1)(経済連携を考える) 【第15回】 経済連携と日本(2)(TPP問題を考える)
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