Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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日本観光史 廣田  功
選択必修  2単位
【観光経営】 12-1-1110-1865-10

1. 授業の内容(Course Description)
 今日の世界では観光は経済・経営活動において非常に重要な役割を占めています。この講義では、わが国の観光がどのようにして生まれ、これまで発展してきたか、またその過程でどのような条件(産業、制度・機関、政策など)がこの発展を支えてきたかについて勉強します。講義は、欧米の観光史との比較を念頭において進めます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 近代観光業の成立、大衆観光時代の到来とその発展を生み出した諸条件に重点を置いて講義することによって、観光の発展の歴史を捉え、それを支えた文化的、社会的、経済的、産業的、経営的諸条件について理解を深めることが目標です。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席点と定期試験の結果によって評価します。割合は出席点30%、定期試験70%です。なお、出席点の中には授業中行う小テスト(3回)の結果を含みます。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは使用しない。参考文献は授業の進行に合わせ、適宜指示します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 講義では次の回の講義のプリントを配布するので、これを事前に読んでおくこと。また、小テストには、プリントをよく復習して臨むこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 観光史の講義は、日本観光史と世界観光史が隔年で行われます。両者は密接に関連していますので、両方を履修することを望みます。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 観光とは何か
【第2回】
 世界観光史の特徴
【第3回】
 産業としての観光
【第3回】
 江戸時代の観光I
【第4回】
 江戸時代の観光II
【第5回】
 近代観光の誕生
【第6回】
 交通手段の発展
【第7回】
 日本の消費社会の成立と発展
【第8回】
 団体旅行の歴史
【第9回】
 海外旅行の誕生と発展I
【第10回】
 海外旅行の誕生と発展II
【第11回】
 ホテルとホテル産業の歴史
【第12回】
 観光開発の歴史 
【第13回】
 観光政策の成立と展開
【第14回】
 今日の観光
【第15回】
 まとめ