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授業の内容(Course Description) |
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アカデミックな学習分野としては、ゲーム論・産業組織論を中心に考えていますが、普通の講義課目のように講義をしようとは思っていません。 教えることが逆に考える能力や習慣を奪うことになり、自らにエンジンをもたない受身的なグライダー人間が量産されているという指摘があります。当方も同意見ですし、自分もグライダーだと認識しています。ですので、当演習は学生が主体的に自分の学びたいものを学んだり、自分なりの考えを表明することで、頭の筋肉ないしエンジンをONにしてもらう場にしたいと考えます。 丁度、政治的にも経済的にも社会的にも大災難や構造溶融とでもいうべき大きな変化が起きている最中でもあり、できあがったディシプリンを学んでいるだけでは、世の中の変化についていけない状況です。日本の国際競争力の下落、貿易の赤字化、国の累積赤字と信用危機の危惧、EUや米国の直面する困難、アラブの春の帰結、中国やインドの課題、温暖化現象、エネルギー問題、東北の復興など、大きな疑問符や難問がいたるところに発生しています。また、こういう時代ですから、自分にエンジンをもたないとサーバイブできません。国はあてにはなりません。 各自に自分のテーマをもってもらい、そのテーマについて雑誌記事を読んだり、新聞記事を追っかけたりして、ときどき発表してもらうことにします。 もし学生の中に、資格試験などをめざしている者がいれば、演習の場で自分の勉強ぶりを披瀝してもらうことにします。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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分析者として、小さなエンジンを自分の中にもってもらえたらよいです。自分の考えについて自信過剰で少し生意気なくらいになってもらえればと思います。 同時に、社会に出て行くための準備として、しかるべき行儀作法を言動において身に付けてもらいたいと思います。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点で評価します。 1)必ず出席するかどうか。皆出席でないと単位を与えません。 2)演習の時間にどれだけ発言し発表するか。 3)行儀作法に著しい問題があるときあらためるか否か。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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必要に応じて資料を配布する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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演習内部で指示する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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自分を出しあって切磋琢磨しかつ楽しくやりましょう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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履修する学生に興味をもつテーマを選択してもらい、その上で演習計画をねります。20名の学生が最低1回は発表をします。
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