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授業の内容(Course Description) |
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『地球上から貧困を無くす』という国連主導の開発援助政策が21世紀初頭から始まっている。その目標はMillennium Development Goals(MDGs)と名付けられ、2015年までの目標達成を目指して地球上の各地で貧困削減の試みが精力的に繰り広げられている。 ゼミではMDGsに掲げられている複数の開発目標それぞれに検討を加えることによって、発展途上国が抱える貧困問題の性格、特徴を理解し、貧困解消にはいかなる支援が必要なのか、目標の優先順位はどうなのか、その目標の達成にイニシアティブ発揮すべき主体は誰なのか、またどのような方向で援助を推進すべきなのか等々について意見を交わし、ゼミで取り上げるべき研究課題を絞り込む。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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国際援助政策の大枠をつかみ、その取り組みの多様性を把握したうえで、この分野において自分に何ができるか、何をなすべきかといった事柄について自らの思考を鍛え、自説を展開できるようになること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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ゼミ活動への参加および報告や提出物の実績等、総合的に評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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高梨和紘著『経済開発政策論』文眞堂、2009. 高梨和紘編著『開発経済学-貧困削減から持続的発展へ』慶應義塾大学出版会、2005. 山形・黒崎共著『開発経済学-貧困削減へのアプローチ』日本評論社、2003. 山形・高橋編著『国際協力ってなんだろう』岩波書店、2010.
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テレビ、Webサイト、新聞、経済雑誌等々に目を通し、ゼミの研究テーマと関連する情報を日常的にチェックすること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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ゼミへの出席はもちろんのこと、ゼミ全体の学習の雰囲気を乱さぬよう、自己中心的行動(常習的雑談、居眠り等々)をコントロールし、積極的に議論に加わることを強く望む。また、指導教授の指示(事前の準備等)に、まじめに対応する誠実さが望まれる。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 グローバル化が進む世界経済の現状を学ぶ Ⅰ 【第2回】 グローバル化が進む世界経済の現状を学ぶ Ⅱ 【第3回】 世界の中の新興諸国の現状を学ぶ Ⅰ 【第4回】 世界の中の新興諸国の現状を学ぶ Ⅱ 【第5回】 21世紀の開発援助の現状と方向性を学ぶ 【第6回】 我が国の援助政策の変遷と現状を学ぶ 【第7回】 開発援助の意義を問う Ⅰ 【第8回】 開発援助の意義を問う Ⅱ 【第9回】 Millennium Development Goals(MDGs)の各項目を検討する 【第10回】 開発問題の各論についてディスカッションを行う Ⅰ 【第11回】 開発問題の各論についてディスカッションを行う Ⅱ 【第12回】 開発問題の各論についてディスカッションを行う Ⅲ 【第13回】 ゼミ員各自の問題意識のプレゼンテーション Ⅰ 【第14回】 ゼミ員各自の問題意識のプレゼンテーション Ⅱ 【第15回】 ゼミ員各自の問題意識のプレゼンテーション Ⅲ
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