Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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アジア経済論 II
(アジア経済論)
松井 範惇
選択必修  2単位
【経済】 12-1-1110-2712-02

1. 授業の内容(Course Description)
 1997-98年のアジア経済危機前後を振り返り、その後の経済の変容を考察しながら、アジアの経済を学ぶ。前半ではテーマ別に見ながら、後半では各国別に、タイ、インドネシア、韓国、中国および地域統合について考察する。
 バングラデシュ、中国などについてのスライドなども見ながら、人々の暮らしと、グローバリゼーションの進む、アジアの経済について考えることにしたい。
 アジアにおける日本の役割は重要であり、この側面についても学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 アジア経済の最近の動向と各国の状況を把握し、アジアの中の日本の役割を考える。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席点                  :15%
 中間テスト(小クイズ)          :30%
 期末試験(または論文、プロジェクト提出) :55%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『東アジア経済の変容:通貨危機後10年の回顧』
 西澤信善、北原淳編著、晃洋書房(2009)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 各週の該当する教科書の章は、前もって読んできて下さい。単なる「講義」ではありません。授業では、議論、討論、質疑や問題提起などを中心に進めていきます。学生のイニシアチブが重要です。期末試験に代えて、論文、書評などのプロジェクト提出も出来ますが、プロポーザルを締切りまでに出した場合のみ認められます。
 詳細は学期開始時に、詳しく説明します。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 積極的に自ら学ぶ態度が、重要です。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 アジア経済入門
【第2回】
 論点と検討課題(テ:序章)
【第3回】
 東アジアの奇跡と危機(テ:第1章)
【第4回】
 東アジア金融協力(テ:第2章)
【第5回】
 地域主義の台頭(テ:第3章)
【第6回】
 貿易、投資分析(テ:第4章)
【第7回】
 貧困と格差(テ:第5章)
【第8回】
 まとめと中間テスト
【第9回】
 日本経済と東アジア(テ:第6章)
【第10回】
 タイ経済(テ:第7章)
【第11回】
 インドネシア経済(テ:第8章)
【第12回】
 韓国経済(テ:第9章)
【第13回】
 中国経済(テ:第10章)
【第14回】
 東アジア経済の発展持続性(テ:終章)
【第15回】
 まとめ