1. |
授業の内容(Course Description) |
|
1997-98年のアジア経済危機前後を振り返り、その後の経済の変容を考察しながら、アジアの経済を学ぶ。前半ではテーマ別に見ながら、後半では各国別に、タイ、インドネシア、韓国、中国および地域統合について考察する。 バングラデシュ、中国などについてのスライドなども見ながら、人々の暮らしと、グローバリゼーションの進む、アジアの経済について考えることにしたい。 アジアにおける日本の役割は重要であり、この側面についても学ぶ。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
アジア経済の最近の動向と各国の状況を把握し、アジアの中の日本の役割を考える。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
出席点 :15% 中間テスト(小クイズ) :30% 期末試験(または論文、プロジェクト提出) :55%
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
『東アジア経済の変容:通貨危機後10年の回顧』 西澤信善、北原淳編著、晃洋書房(2009)
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
各週の該当する教科書の章は、前もって読んできて下さい。単なる「講義」ではありません。授業では、議論、討論、質疑や問題提起などを中心に進めていきます。学生のイニシアチブが重要です。期末試験に代えて、論文、書評などのプロジェクト提出も出来ますが、プロポーザルを締切りまでに出した場合のみ認められます。 詳細は学期開始時に、詳しく説明します。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
積極的に自ら学ぶ態度が、重要です。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 アジア経済入門 【第2回】 論点と検討課題(テ:序章) 【第3回】 東アジアの奇跡と危機(テ:第1章) 【第4回】 東アジア金融協力(テ:第2章) 【第5回】 地域主義の台頭(テ:第3章) 【第6回】 貿易、投資分析(テ:第4章) 【第7回】 貧困と格差(テ:第5章) 【第8回】 まとめと中間テスト 【第9回】 日本経済と東アジア(テ:第6章) 【第10回】 タイ経済(テ:第7章) 【第11回】 インドネシア経済(テ:第8章) 【第12回】 韓国経済(テ:第9章) 【第13回】 中国経済(テ:第10章) 【第14回】 東アジア経済の発展持続性(テ:終章) 【第15回】 まとめ
|