Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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会計学特講 I 石原 裕也
選択  2単位
【経営学専攻】 12-1-1120-0678-07

1. 授業の内容(Course Description)
 本講座では,会計学として財務諸表論を学ぶ。したがって,財務諸表項目の決定過程を勉強していく。決定過程を理解するためには,実際に計算し,財務諸表を作成する必要がある。つまり,実際に練習問題を解きながら,財務諸表をみる理解力を高めていく。
 なお,新しい個別の会計問題については,会計学特講Ⅱで扱う。ここでは、会計学の基本的部分を学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 財務諸表あるいは財務諸表論の原理を体得することを目的とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末のレポート,出席状況及び受講態度を総合的に評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 新田 忠誓(編著)『大学院学生と学部卒業論文テーマ設定のための 財務会計論簿記論入門』(第2版)(白桃書房)
 石原 裕也『企業会計原則の論理』(白桃書房)
 その他,会計法規集に準ずる書籍,数社から様々な書名で出版されているので,諸君の使いやすいもの。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 会計理論を説明する際には,しばしば簿記の技術が用いられる。このため,基礎的な簿記知識は身につけておく,あるいは並行して身につけるよう心がけてもらいたい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 知識の修得はもちろんのこと,大学院生として,そこで得た知識を生かして,自ら考えるという姿勢を常にもってもらいたい。したがって,議論への積極的な参加はもちろんのこと,自らの疑問点についての問題提起も歓迎する。また,電卓を持参すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
 本講座の受講の仕方および報告者の決定などを行う。
【第2回】
 会計数値決定の原理─損益法と財産法
【第3回】
 貨幣資産価額の決定過程 その1
【第4回】
 貨幣資産価額の決定過程 その2
【第5回】
 棚卸資産価額の決定過程 その1
【第6回】
 棚卸資産価額の決定過程 その2
【第7回】
 固定資産価額の決定過程 その1
【第8回】
 固定資産価額の決定過程 その2
【第9回】
 繰延資産の会計
【第10回】
 負債の会計
【第11回】
 純資産の会計 その1
【第12回】
 純資産の会計 その2
 (繰越利益剰余金の処分)
【第13回】
 連結財務諸表の作成法と見方 その1
【第14回】
 連結財務諸表の作成法と見方 その2
【第15回】
 本講座のまとめ