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授業の内容(Course Description) |
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本演習は、「マーケティングマネジメント」を学ぶことを目的としている。 一般にマーケティングマネジメントと呼ばれているものがどういうもので、どんなことをするのかを学ぶ場合、今日マーケティング学者の世界の第一人者とされているコトラー(P. Kotler)の著作をひもとき、理解するのが近道といえる。そこで、本演習では、「マーケティングマネジメント」のテキストとして世界中で読まれているコトラーの下記著作(第三版からケラーとの共著となった)を演習Ⅰ・Ⅱ(1年間継続履修)のテキストにして、輪読し、コトラーのいう「マーケティングマネジメント」の内容を理解していきたい。 恐らく、諸君は、コトラーの本を読むうちにマーケティングに興味をおぼえ、おもしろさを感じるようになるだろう。諸君が世界水準のテキストに学び、将来世界水準のマーケターになるキッカケをつくってくれればと願っている。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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マーケティングマネジメントに関わる諸概念を理解できるようになること、および、諸君がマーケティングに興味、関心を持つようになること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況、授業での発言、研究発表など平常点による評価。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:コトラー・ケラー、恩蔵監修・月谷訳『コトラー&ケラーのマーケティングマネジメント(基本編)第3版』(ピアソンエデュケーション、2008)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストをノートにとりながら読むこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1)マーケティングのより良い理解のために、私が担当する「マーケティングⅠ、Ⅱ」および「流通システム論Ⅰ、Ⅱ」を合わせて履修することを望む。 (2)学生と教師との交わりの機会を多く持ち、相互信頼の中で、和気あいあいとした演習授業にしたいと思っている。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ブランド・エクイティの創出 【第2回】 ポジショニングの設定と競争への対処 【第3回】 製品戦略の立案とライフサイクルを通じてのマーケティング(1) 【第4回】 製品戦略の立案とライフサイクルを通じてのマーケティング(2) 【第5回】 サービスの設計とマネジメント 【第6回】 価格設定戦略と価格プログラムの策定(1) 【第7回】 価格設定戦略と価格プログラムの策定(2) 【第8回】 バリュー・ネットワークおよびチャネルの設計と管理 【第9回】 小売業、卸売業、ロジスティクスのマネジメント(1) 【第10回】 小売業、卸売業、ロジスティクスのマネジメント(2) 【第11回】 統合型マーケティング・コミュニケーションの設計と管理 【第12回】 マス・コミュニケーションのマネジメント 【第13回】 人的コミュニケーションの管理 【第14回】 グローバル経済におけるマーケティングの管理 【第15回】 まとめ
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