Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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情報システム論 I
(情報システム論)
佐藤 英人
選択  2単位
【経営】 12-1-1120-1850-03

1. 授業の内容(Course Description)
 現代社会では様々な情報システムが社会・経済の根幹を担っていると言っても過言ではない。こうした情報システムがどのように構築され、実際の現場で運用されているのか、情報システムの概要を学習する。また汎用性の高いプログラミング言語の一つとして、Java言語が挙げられる。本講義ではJava言語で作成されたプログラムを読んで、その意味が理解できるように初歩的な知識も学ぶ。なお本講義は教職科目でもあるので、高等学校「情報」の学習指導についても考えていきたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1.情報システムの企画、開発、運用という一連の工程が理解できること。
 2.Java言語で作成された初歩的なプログラムを読んで、その意味が理解できること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験の結果を基本とする。ただし、必要に応じて講義中に小テスト・小レポートを課し、それも評価に加える。概ね、試験60%、レポート30%、出席10%の配点である。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:
  高橋麻奈『やさしいJava第4版』,ソフトバンククリエイティブ,2009,553p
  高橋麻奈『やさしいITパスポート講座 2012年版』,ソフトバンククリエイティブ,2010,404p
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 自宅や大学などで常日頃からコンピュータに慣れ親しんでおくことが望ましい。またITパスポート試験の受験を強く推奨する。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 本講は講義形式で行うためパソコンの操作を求めない。プログラムの操作体験については情報処理演習 I で行うので、並行履修することが望ましい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 コンピュータの3大原則
【第3回】
 ハードウェアとソフトウェア
【第4回】
 CPUとは?
【第5回】
 主記憶の役割
【第6回】
 様々な補助記憶装置
【第7回】
 入力装置と出力装置
【第8回】
 OSの役割
【第9回】
 プログラム言語
【第10回】
 Javaプログラムとは?
【第11回】
 アルゴリズム(1)
【第12回】
 アルゴリズム(2)
【第13回】
 システムの導入と開発
【第14回】
 新しい情報システム―地理情報システム(GIS)
【第15回】
 まとめ