Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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演習 II 高山 清治
3年必修(22年度以降入学生)/3年選択(21年度以前入学生)  2単位
【経済】 12-1-1120-1855-02

1. 授業の内容(Course Description)
 演習 IIでは、前期の「演習 I 」に引き続いて、参加する学生諸君の希望と学習意欲を勘案しつつも、将来、会社の経営、経理担当、会計人、ビジネスマンを志す諸君に、企業会計と税務会計を指導する。授業の進め方は、前期の「演習 I 」と同様に、毎回、課題を出し、サブノートの作成を義務付け、その場で司会者と発表者を決め、集団討論形式で行う。学生諸君には、この授業方式で、レジュメの作成力、発表能力、問題発見能力、解決能力、理解能力を身に付けてもらいたい。
 ゼミで生涯の仲間をつくって欲しい。
 出席を重視する。
 無断欠席した場合には、除名する事もあるので、要注意のこと。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 簿記・会計・税務の基礎知識を確り身に付け、企業の経営実態を正しく把握して改善策を考え出せる人材の育成を目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席、提出したレジュメ、授業での学習態度及び学習意欲等を総合的に評価をする。
 なお、簿記検定試験に合格した者は、相当の高い評価をする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:高山清治著『簿記・会計学入門』同文舘出版、簿記講義3級、同2級、同1級
 その他の参考書は、その都度、教示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 各自の目標に応じた練習問題を購入し、毎日休まず1問ずつ解き実力を養うこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業は、予習を確りして、必ず出席する事。質問や意見は、気楽に述べ、楽しみながら、ゼミに参加して欲しい。そして、自分の潜在能力に覚醒し、新たな自分を発見し、自己の無限の可能性に向かって力強く頑張って欲しい。
 絶対に欠席せず、ゼミの授業を自己の成長の糧にして欲しい。
受講生は、授業の効率を高め、帝京大学のよき伝統を形成する為に、授業の場をわきまえて頑張ろう。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 会計学の実力養成の為の演習 貸借対照表と財産状態
【第2回】
 会計学の実力養成の為の演習 会計の目的による貸借対照表観、静態的、動態的、有機的
【第3回】
 会計学の実力養成の為の演習 貸借対照表の作成時点による分類、開業、中間、決算
【第4回】
 会計学の実力養成の為の演習 貸借対照表の様式と項目の配列
【第5回】
 会計学の実力養成の為の演習 貸借対照表作成の原則
【第6回】
 会計学の実力養成の為の演習 財務諸表への注記
【第7回】
 税務会計演習 課税所得の計算
【第8回】
 別段の定め
【第9回】
 別段の定めと計算過程
【第10回】
 決算調整事項
【第11回】
 決算・申告の両調整方式のいずれか選択可能な事項
【第12回】
 申告調整事項、絶対的申告調整事項と任意的申告調整事項
【第13回】
 法人税額の調整
【第14回】
 法人税額からの控除事項
【第15回】
 法人税額の計算