Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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マーケティング II 丹羽 憲夫
選択必修  2単位
【経営】 12-1-1120-1882-02

1. 授業の内容(Course Description)
 春期の「マーケティング Ⅰ」で、マーケティングの基本概念とマーケティング戦略の実際について学びます。
 秋期の「マーケティング Ⅱ」ではマーケティング戦略を実行する段階で必要となるマーケティングミックスの実際について学びます。
 マーケティングの「4P」について具体例を加えながら解説しますが、とくにグローバル化の進展に伴って、変化した、あるいは拡張した戦略を紹介していきます。
 アメリカや日本での実体験を含めて、できるだけわかりやすく、理解しやすい講義を心がけています。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 マーケティングの「4P」の多様性について理解し、将来応用できる基本的な知識として身に付けることが目的です。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末に課題を示し、それについてレポートを提出してもらいます。レポートの内容評価で75%、および出席状況の評価で25%とし、総合評価とします。
 出席状況の評価は毎講義の終了時に、講義内容についての質問に答えてもらいますが、その内容についての評価も含みます。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは特に用いません。
 参考書:『マーケティング入門』日経文庫
     『コトラーを読む』日経文庫
     『マーケティング論』T.レビット著 ダイヤモンド社
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 上記に紹介した参考文献を読んでおくこと。
 授業はパワーポイントを使ったスライドのみで行います。
 使用したスライドは授業終了時にTeikyo Web Classに掲載しますので、復習すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 本講義は皆さんが実社会に入れば、どのような職種に就こうが、事業全体を見ていく上で、基本的に必要な知識となるので、自分の意見や質問を積極的に発言し、授業に参画してほしい。
 また、実際のビジネスがどのように展開されているかを学ぶためにも、経済関連の新聞・雑誌などを読む習慣をつけて欲しいと思います。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション:春期の復習と秋期講義の内容・進め方、成績評価についての説明
【第2回】
 マーケティングの「4P」と「4C」
 マーケティングミックスについて
【第3回】
 製品戦略(Product)
 技術志向と顧客志向
 製品の差別化
【第4回】
 ブランド戦略
【第5回】
 価格戦略(Price)①
 価格設定
 製造原価と販売価格
【第6回】
 価格戦略(Price)②
 消費者心理と価格設定
【第7回】
 流通チャネル戦略(Place)①
 ターゲットマーケットとチャネルミックス
【第8回】
 流通チャネル戦略(Place)②
 直接販売の拡大とその課題
【第9回】
 流通チャネル戦略(Place)③
 間接販売と直接販売のメリットとデメリット
【第10回】
 販売促進戦略(Promotion)①
 広告手段の多様化
 プル・プッシュ戦略
【第11回】
 販売促進戦略(Promotion)②
 様々なプロモーション手法
【第12回】
 マーケティングエリアの拡張
【第13回】
 ビジネスモデルの構築
 消耗品ビジネスモデル
【第14回】
 マーケティングと法律
【第15回】
 春期・秋期のまとめ・質疑