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授業の内容(Course Description) |
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企業は人材育成のため多くの労力とコストを費やしています。企業内教育には大きく分けてOff JTとOJTの二つがありますが、その仕組みのおおよそと活用のポイントを知る必要があります。これにはゲストスピーカーをお呼びし、 ビジネス現場の生の声で皆様に語りかけていただきます。 また自分のビジネス経験から「実践ビジネス論」として具体的なケースの中で、その時必要だったビジネス知識と体験を話しますので、将来(できるなら今から)何をどのように学んでいけばよいかを分かっていただきたいと思います。 ビジネスは社会・経済環境のなかで成り立っています。そういう意味で現在および10年後の日本を考え、将来必要になるであろう社会の要請を先取りできるきっかけになる授業にもしたいと思います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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本授業は、ビジネス分野に進む教育学科の方々を対象に、社会で少しでも早く戦力になり、さらに将来にわたりビジネスの世界で成長し続けるための基礎を作ることを目標にしています。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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配点:出席4点×15回=60点 講義感想レポート5点×8回=40点
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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無し
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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日頃から経済新聞を読むこと
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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前の席に座ること。後ろの席に座ろうという気持ちが、自分の挑戦心を奪うことになります。場合によっては着席場所を指示することがあります。授業中は帽子・携帯・私語厳禁。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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第1回 基礎レクチャー ・授業の目的・進め方 ・「企業内教育をいかに活用し今日の自分があるのか」―岩崎二郎のケース― *質疑応答 第2回 ゲストスピーカー①上田 治(株式会社JVCケンウッド業務執行役員) ―JVCケンウッドの社内研修の実際― 第3回 ゲストスピーカー②大屋裕之(コニカミノルタホールディングス株式会社人事部人事企画グループ リーダー(部長)) ―コニカミノルタの社内研修の実際― 第4回 ゲストスピーカー③山村正巳(UTエイム株式会社執行役員請負ユニットゼネラルマネージャー) ―UTエイムの社内研修の実際― *①~③のゲストスピーカーには企業内教育(OJT,Off JT)の実際についてお話しいただきます。(1時間10分) *質疑応答 質問内容は授業のこと及びビジネス一般 *レポート 第5回 ゲストスピーカー④堀内晃彦(ABS研究センター社長) ――伸びる人伸びない人―― 第6回 ゲストスピーカー⑤久嶋智博(JVCケンウッド経営監査室長) ――企業内教育をいかに活用し今日の自分があるのか―― 第7回 ゲストスピーカー⑥小野祥吾(エスアイ・アセットサービス代表取締役社長) ―サラリーマン時代の教育、経験が自分の独立成功にどう結び付いたのか― *④~⑥のゲストスピーカーには1時間10分お話しいただきます。 *質疑応答 質問の内容は授業内容及びビジネス一般について *レポート 第8回「現在の日本の社会・経済・経営の問題点」(1) 第9回「現在の日本の社会・経済・経営の問題点」(2) 第10回「10年後の日本の社会・経済・経営はどうなっているのだろうか」 第11回 実践ビジネス論①「何が管理者を作るのか」[何が経営者を作るのか」 第12回 実践ビジネス論②「CSR」「コーポレートガバナンス」 第13回 実践ビジネス論③「海外工場の立ち上げと運営」 第14回 実践ビジネス論④「成功偶然、失敗必然」 *実践ビジネス論①~③はビジネス実践上の具体的なケースにおいて、企業内教育及び経験が岩崎にどのように役立ったのか、またどのような知識があったからその仕事をこなすことができたのかをレクチャーします。④は岩崎が考えるビジネス成功・失敗の本質についてレクチャーします。 ①② *講義時間1時間10分 *質疑応答 質問はビジネスについて、授業内容について。*レポート ③④ *講義時間1時間25分 *質疑応答 質問はビジネスについて、授業内容について。
15回「今後10年間のビジネスの方向性と必要な資質・能力」 *講義及び討議
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