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授業の内容(Course Description) |
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「社会保険論Ⅱ」では「社会保険論Ⅰ」の授業を受けて、まず年金を取り上げ、年金制度の基本的仕組みのほか、世代間の助け合い、および個人積立貯蓄との相違を明らかにする。次に雇用保険、労災保険、および介護保険の理念・現状・課題などについて述べる。最後に社会保障の歴史と構造を概説する。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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わが国の年金、雇用保険、労災保険、および介護保険の仕組みと特色を理解し、社会人としての基礎力をつけることを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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定期試験の結果を重視するが、出席点を加味して最終的に評価する。目安としては、定期試験70%、出席点を30%の比重で評価を行うことを考えている。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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(1)テキスト 椋野美智子・田中耕太郎『はじめての社会保障〔第8版〕』有斐閣アルマ(2011) (2)参考書 福祉士養成講座編集委員会『社会保障論〔第5版〕』中央法規(2008) (3)資料 必要に応じて資料を配布する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指定したテキストの第3章~第6章、および第8章を事前に読んでおくこと。 また、授業で使うパワーポイント資料の「エッセンシャル版」をWeb Classに掲載するので予習・復習に役立てること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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「社会保険論Ⅰ」を履修していることが望ましい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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授業は概ね次のように行なう予定であるが、進度状況や社会情勢の変化により変更することがある。 【第1回】 オリエンテーション(講義の進め方等の概略説明) 【第2回】 年金(1)所得を保障する仕組み 【第3回】 年金(2)被保険者と保険料 【第4回】 年金(3)老齢年金・財政方式 【第5回】 年金(4)障害年金・遺族年金 【第6回】 年金(5)業務体制・企業年金 【第7回】 特別講義(外部講師) 【第8回】 雇用保険(1) 【第9回】 雇用保険(2) 【第10回】 労災保険 【第11回】 介護保険 【第12回】 社会保障(1)歴史 【第13回】 社会保障(2)機能 【第14回】 社会保障(3)財政 【第15回】 総まとめ
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