Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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プレゼンテーション II
(プレゼンテーション)
円谷 洋一
選択  2単位
【経営】 12-1-1120-2773-02

1. 授業の内容(Course Description)
 プレゼンテーションとは、単なる「話法」ではありません。
 相手を「説得」し、「共感」を得、相手と自分の間に「Win-Win」の関係を築くための技術(スキル)です。
 あなたが誰かを説得し、その相手があなたの考えに同意してくれるためには、優れたコミュニケーション技術が欠かせません。充分に計算され、構成され、準備されたプレゼンテーションを行うために、プレゼンテーション技術は存在します。
 プレゼンテーション技術(スキル)は「技術あるいは技法」ですから、習得が可能です。
 プレゼンテーション技術は、大きく①内容作成技術と②発表技術に分かれます。
  ①内容作成技術は、①-1「企画の技術」と①-2「文書化・視覚化の技術」で構成されます。
  ②発表技術は、②-1「構成の技術」と②-2「発表の技術」に分かれます。
 そして、これら技術をサポートするのが③「V/A(ビジュアルエイド)の技術」です。
 秋期では、②-2「発表の技術」演習を通じた個々人のスキル獲得という春期の成果を踏まえ、①-1「企画の技術」と①-2「文書化・視覚化の技術:基礎」を追加し、プレゼンテーション技術のステップアップを図ります。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ②-1「発表構成の技術」には、論理的で説得力ある①-1「内容(企画)」が前提となります。
 知恵を絞った「内容」を構築し、①-2「文書化・視覚化の技術」でインパクトを付加し、計算された「構成」で演出し、説得力ある②-2「発表技法」を駆使した技術で、「納得」と「共感」を得るプレゼンテーションの醍醐味を修得してください。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 プレゼンテーションの授業は、①講義と②演習の繰り返しとなります。
 したがって、出席と演習参画が絶対条件です。

 【秋期】 出席点:60点 演習技術点:20点 態度・意欲点:20点で評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 「テキスト」「チェックポイント」「演習シート」等プリントを配布します。
 要望があれば、参考図書を紹介します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 発表内容作成作業は、授業の時間範囲内では不足すると考えられます。
 積極的に授業時間以外の時間を使い、内容を深めるためのディスカッションを行い、企画の充実を図ってください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 「パワーポイント(Microsoft Office PowerPoint)」をさまざまに活用することにより、プレゼンテーションの効果は左右されます。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
   ガイダンス

【第2回】~【第4回】
   春期の復習(秋期からの受講者のレベル調整含)

【第5回】
   「企画の技術」=ロジック構築法講義

【第6回】~【第7回】
   「ロジック構築法」演習

【第8回】
   企画演習テーマ(課題解決)設定

【第9回~第10回】  
   「構成の技術」「文書化・視覚化の技術」「V/A(ビジュアルエイド)の技術」講義

【第11回~第12回】 
   「課題解決策の模索」と、個人別「課題解決策」の決定
    および「構成・視覚化・V/A技術」を駆使した「発表技術」の探索
    リハーサルを通じたブラッシュアップ 

【第13回~第14回】
    各種技術を駆使した「プレゼンテーション」本番

【第15回】
    総講評