Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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スポーツ学原論 II 谷崎 敦彦
選択必修  2単位
【経営】 12-1-1120-3242-02

1. 授業の内容(Course Description)
 春期スポーツ学原論Ⅰでは、世界共通の文化となったスポーツの起源から近代スポーツの発祥までをスポーツ史的側面より学んだ。本講義では スポーツが内包する今日的な課題と背景、現代社会に対する価値、並びに将来に於けるスポーツの可能性につき哲学的な視点より論ずる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 スポーツに関する基本的な用語を先ずは習得する。また 勝利至上主義とドーピング問題など スポーツの内包する光と影の部分にも着目してもらいたい。今日スポーツ関連の事象は社会問題ともなっており、現代社会の根幹課題とスポーツの将来についても自分の言葉で述べられることを目標としたい。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席; 出席7割以上を前提として
 期末テスト:70% 数回の授業内小テスト及びレポート:30%
 以上を総合的に評価する
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『概説スポーツ』岡野 進著(創文企画)
 参考文献:『スポーツを考えるー身体・資本・ナショナリズム』多木 浩二著(ちくま新書)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 毎回のテーマに関し、各自が理解を深めることを要望する。万が一 春期の「スポーツ原論Ⅰ」を未修得の学生は テキスト『概説スポーツ』を熟読のこと。 *都度 春期の授業がフィードバックされます。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 「スポーツ」全般に興味を持つこと。メディアのスポーツに対する姿勢に関し。自分なりの意見を持つこと。「自分にとってのスポーツ」「スポーツの価値」について熟考すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス 講義の進め方 留意点 評価の方法
【第2回】
 スポーツの再定義と現状の課題把握
【第3回】
 スポーツと遊び
【第4回】
 スポーツマンシップとは? 人間形成とスポーツ
【第5回】
 スポーツ基本法
【第6回】
 スポーツと国家(ナショナリズム)
【第7回】
 学校教育の中のスポーツ
【第8回】
 勝利至上主義とスポーツ
【第9回】
 スポーツの倫理 ドーピング問題
【第10回】
 スポーツと女性、ジェンダー
【第11回】
 企業とスポーツ *読売巨人軍などの例
【第12回】
 地域とスポーツ
【第13回】
 生涯スポーツ 健康スポーツ 競技スポーツ の各特性
【第14回】
 スポーツの近未来的な意義
【第15回】
 秋期のまとめとテスト