1. |
授業の内容(Course Description) |
|
春期スポーツ学原論Ⅰでは、世界共通の文化となったスポーツの起源から近代スポーツの発祥までをスポーツ史的側面より学んだ。本講義では スポーツが内包する今日的な課題と背景、現代社会に対する価値、並びに将来に於けるスポーツの可能性につき哲学的な視点より論ずる。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
スポーツに関する基本的な用語を先ずは習得する。また 勝利至上主義とドーピング問題など スポーツの内包する光と影の部分にも着目してもらいたい。今日スポーツ関連の事象は社会問題ともなっており、現代社会の根幹課題とスポーツの将来についても自分の言葉で述べられることを目標としたい。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
出席; 出席7割以上を前提として 期末テスト:70% 数回の授業内小テスト及びレポート:30% 以上を総合的に評価する
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキスト:『概説スポーツ』岡野 進著(創文企画) 参考文献:『スポーツを考えるー身体・資本・ナショナリズム』多木 浩二著(ちくま新書)
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
毎回のテーマに関し、各自が理解を深めることを要望する。万が一 春期の「スポーツ原論Ⅰ」を未修得の学生は テキスト『概説スポーツ』を熟読のこと。 *都度 春期の授業がフィードバックされます。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
「スポーツ」全般に興味を持つこと。メディアのスポーツに対する姿勢に関し。自分なりの意見を持つこと。「自分にとってのスポーツ」「スポーツの価値」について熟考すること。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス 講義の進め方 留意点 評価の方法 【第2回】 スポーツの再定義と現状の課題把握 【第3回】 スポーツと遊び 【第4回】 スポーツマンシップとは? 人間形成とスポーツ 【第5回】 スポーツ基本法 【第6回】 スポーツと国家(ナショナリズム) 【第7回】 学校教育の中のスポーツ 【第8回】 勝利至上主義とスポーツ 【第9回】 スポーツの倫理 ドーピング問題 【第10回】 スポーツと女性、ジェンダー 【第11回】 企業とスポーツ *読売巨人軍などの例 【第12回】 地域とスポーツ 【第13回】 生涯スポーツ 健康スポーツ 競技スポーツ の各特性 【第14回】 スポーツの近未来的な意義 【第15回】 秋期のまとめとテスト
|