Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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演習 II 谷崎 敦彦
3年必修(22年度以降入学生)/3年選択(21年度以前入学生)  2単位
【経済】 12-1-1120-3242-08

1. 授業の内容(Course Description)
 将来日本のスポーツ業界を担う様な人材を育成することを最終目標とし、「スポーツマーケティング」の深遠を学ぶ。今日的なスポーツ一般の課題を自分の知識 理論 感性を用いて解決解を求めていく過程を学ぶ。具体的にはメディアに記述されたスポーツ関する記事、寸評やテキスト上のトピックスなどを毎授業取り上げ 小グループに分けた班からのプレゼンを行い、討議を行う。所謂「ラーニング」スタイル。皆で正解を求めるのではなく その時点での「最適解」を導き出す過程を皆で楽しみたい。
 後半3回では各グループより(仮称)「私のやりたいスポーツイベント(事業計画)」「私ならこのスポーツ組織をこう変革する!(再生計画)」などのテーマに沿い 発表会を開催する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 講義を受けた受動的な「知識」から正解を得るのではなく 自分の過去の経験 論理的な考え 感性などを駆使して (その時点での)最適解を導きだすことを学んで欲しい。
 実社会では 正解は殆ど存在せず 毎日が最適解を求め続けることになる。「ラーニング」(求心的学習法)の概念を授業を通じて理解する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 1、「スポーツマーケティング」全般についての理解度に加え、授業への出席とゼミへの貢献度を重視する。
 2、 適宜課す「スポーツマーケティング」関連のレポートと期末に行う研究発表内容を評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『スポーツマーケティング』原田 宗彦著(大修館書店)
 参考文献:必要に応じ授業内で紹介します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 紹介するテキスト 参考文献の熟読が前提。絶えず自分の意見を言葉に纏め、文章化することを習慣づけること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 社会に出ると 絶えず選択(Choice)の連続です。時間的制約もある中で如何に(その時の)最適解に辿り着けるか? これが人生を左右すると言っても過言ではありません。皆でシュミレーションを行いましょう。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 *概ね授業の半分は班内での討議、残り半分が以下内容に沿った講義となる。
【第1回】
 夏合宿の総括
【第2回】
 プロモーション
【第3回】
 スポーツとメディア
【第4回】
 スポンサーシップ
【第5回】
 ブランディングとライセンシング
【第6回】
 価格戦略
【第7回】
 ビッグイベント(ワールドカップとオリンピック)
【第8回】
 スポーツマーケティング発展の過程
【第9回】
 海外の例 *マンチェスターユナイテッドのケース
【第10回】
 海外の例 *NFLのケース
【第11回】
 日本のスポーツマーケティングの課題(その1)
【第12回】
 日本のスポーツマーケティングの課題(その2)
【第13回】
 班ごとの発表会(その1)
【第14回】
 班ごとの発表会(その2)
【第15回】
 班ごとの発表会(その3)