Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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飲料食品文化論 永田 靖一
選択必修  2単位
【観光経営】 12-1-1130-1945-01

1. 授業の内容(Course Description)
 世界の食品、飲料、酒類、そして食の文化について学ぶ授業です。食品と人類はともに長い歴史を歩んできました。食べもの、飲みもの、調理の仕方、味覚、食の楽しみ方は世界の国々、地域、民族によって異なります。しかし世界各地の人々の美味しく食べる知恵やおいしい酒の楽しみ方は人類共通の大切な文化です。この授業では世界の食文化の歴史的な成り立ちから、今日までの変遷を体系的に学ぶと同時に、食べ物と料理に関する人間のさまざまな知恵と文化を学びます。また世界の酒のなかで最も飲まれているワインについて学ぶことを通して広い意味で食品文化への理解を深めます。ワインの個性を生み出す風土とはそれぞれ異なった地域の気候、土壌、品種、栽培と醸造の技術のことです。ワイン造りの歴史、伝統、そして各地のワインの楽しみ方を通してワイン文化を学びます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 世界の食文化を学び食品産業への理解を深めることを目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業への出席を重視し、学期末に行う試験で綜合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業の中で話します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業のなかで話します。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 文化、言葉、宗教などの違いを乗り越え、世界の人たちと理解し合える広いグローバルな視野を持つ学生諸君の受講を期待します。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 文化としての食
【第3回】
 食べ物と料理 I
【第4回】
 食べ物と料理 II -食べ物の保存
【第5回】
 食べ物と料理 III -調味料、香辛料
【第6回】
 食べ物と料理 IV -食べ方の美学
【第7回】
 酒と飲料の文化
【第8回】
 食文化の伝播
【第9回】
 調理道具と食器
【第10回】
 現代の食 I -食の産業化
【第11回】
 現代の食 II -外食産業について
【第12回】
 世界の酒類と飲料 I
【第13回】
 世界の酒類と飲料 II
【第14回】
 ワインの味わい方とサービス
【第15回】
 まとめ