Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
旅行産業経営論 I/旅行産業経営論A 五十嵐 力
選択必修(24年度入学生/23年度以前入学生)  2単位
【観光経営】 12-1-1130-1946-09

1. 授業の内容(Course Description)
 政府は2006年に観光立国推進基本法を成立させ、2008年秋には観光庁を設立し、観光の発展を新成長戦略のひとつに位置づけた。観光の領域は運輸・宿泊産業など多岐にわたるが、旅行業はその中にあって各産業を有機的に組みあわせ、観光を総合的に発展させる役割を担っている。少子高齢化や低成長が継続する社会にあって、活力ある社会を構築するために旅行業はどう展開していくべきか。講義では、できるだけ最新のデータを使って旅行業の流れを追い、今後の展開を検討する。本講座では、旅行業の成り立ち、社会的責任、関連法規、マーケティング等について学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 旅行業の基本的な知識を習得するとともに、政府の成長戦略、地域活性化などのより広い観点から旅行業の果たす役割を理解することを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末定期試験70%、出席状況30%で評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 適宜資料を配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 旅行に関するニュースに興味を持って接し、その背景を常に考えてみること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 旅行産業経営論ⅠとⅡで全体を構成しているので、継続した受講を望む。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 旅行業の歴史 江戸時代と旅行業
【第3回】
 旅行業の歴史 イギリスビクトリア朝と旅行業
【第4回】
 日本の旅行業の沿革
【第5回】
 旅行市場概観
【第6回】
 日本の観光政策
【第7回】
 観光の経済効果
【第8回】
 旅行業の経営 経営理念・社会的責任
【第9回】
 旅行業の経営 連結経営・関連事業
【第10回】
 旅行業と関連法規
【第11回】
 旅行業の業態・業種区分
【第12回】
 マーケティングと分析手法
【第13回】
 旅行商品 パッケージ旅行、メディア商品
【第14回】
 旅行商品 法人営業と団体旅行、教育旅行、BTM、クルーズ
【第15回】
 まとめ