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授業の内容(Course Description) |
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現在、我が国は行政・司法など大改革の真只中にある。 担当教官は、8年に及ぶ外国勤務(外交官、自治体代表)を含め行政官として総務省における法案の責任者として国会対策を担当するとともに、政令市の副市長、都道府県の総務部長として新卒採用・人事管理,組合交渉、予算編成、議会対策、プロジェクトの進行管理など法律・条例の立案の実務に幅広く携わった。消防大学校長も歴任し危機管理の責任の一端を担った。この具体的な実務経験を通じての視点から、国民の生活を守るべき、国、地方双方の行政機構の基本ルールを含めた法学全般についてその基礎を勉強する。 公務員を志すもののみならず、会社など広く各界を志望するものを対象に、社会に巣立って行くに際して必要となる、将来の生活(就職、結婚、職務執行等)の基礎となるべき「法」の基本的枠組みとその背景にある考え方を学び、人を思いやる心、社会的責任を考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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法文の解釈技術ではなく、法学の基礎を通じて、国家のルールとそのルールがなぜ導き出されてきたかを一緒に考え、社会人として必要な法的思考能力を育成し、社会に貢献できる人材を目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点を重視するとともに、学期末試験又はレポートの提出を求め 総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書(必携)として、『法学入門(第6版)』末川 博編 有斐閣 参考図書 『英国行政大改革と日本』内貴 滋 ぎょうせい
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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予習としては、あらかじめ教科書を読み、自分なりの疑問を持つこと。 復習としては、授業後 自分なりに自らの疑問に対して考えること。 新聞記事などに関心を持つこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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若者らしく失敗を恐れず、志を高くもって。それぞれの正義感や常識を大切に、
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション-行政官の視点からの法律の心(・ふるさと創生(竹下内閣)、阪神淡路大震災後の新たな防災態勢の構築(村山・橋本内閣)・JET事業の創設、一村一品運動の企画実施、英国行政の導入(在英国日本大使館)、公害への挑戦(富山県・北九州市)、民間動物園廃止後の救済等を担当して) 【第2回】 アリとキリギリス-国家の役割、正義とは? 【第3回】 法学を学ぶにあたって-正義の女神は気まぐれか 【第4回】 法とは何か 【第5回】 法の発展 【第6回】 法と裁判-大岡裁きの魅力 【第7回】 裁判の基準 【第8回】 法の解釈-尊属殺を考える 【第9回】 近代国家と憲法-アメリカ独立宣言とフランス革命 【第10回】 権力分立 【第11回】 基本的人権(1) 【第12回】 基本的人権(2) 【第13回】 基本的人権(3) 【第14回】 犯罪と刑罰-ジャンバルジャンは重罪なのか 【第15回】 損害賠償-お父さんが交通事故
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