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授業の内容(Course Description) |
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現代社会で、政治は私たちの生活のすみずみにまで関わりを持っている。それにもかかわらず、国民一人一人が政治の主役であることを実感するのは難しいのが実情である。本ゼミは、政治に関心を持ちたい、と願う学生が集まり、討論やテーマ研究を通じて政治との付き合い方を学んでいく場である。24年度は、大震災後の政治状況をふまえつつ、選挙制度、小選挙区制、比例代表制、二大政党制、政権交代、二院制といった問題を取り上げるのに加え、政治家の問題も取り上げ、イギリスをはじめとする諸国と、日本の政治を比較して検討したいと考えている。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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政治についての関心を高め、自分なりに政治について考え、語ることができるようになることが目標である。また、大学生にふさわしい、レポート作成能力、プレゼンテーション・スキルを獲得することも目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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報告、レポート、出席、討論への参加等を総合的に判定する。積極的に参加し、発言する姿勢を評価する。 様々な課題を、随時授業内に指示するので、欠席がちの者の単位取得は困難である。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献は適宜紹介する。次の本のうち少なくとも一冊を一読することを薦める。 ・森政稔『変貌する民主主義』ちくま新書 ・菊川智文『イギリス政治はおもしろい』PHP新書 ・佐々木毅『民主主義という不思議な仕組み』ちくまプリマー新書 ・飯尾潤『日本の統治構造』中公新書 ・大山礼子『日本の国会―審議する立法府へ』岩波新書
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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日本及び世界の政治・社会に関心を持ち、積極的にメディア(特に、あまり新聞を読まない者は新聞)に触れる。多くの本を読み、様々な考え方に触れる。 グループ発表、レポート作成のための資料収集、調査をする。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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極力欠席を避け、自ら進んで学び、考える姿勢を持つこと。 積極的に参加し、討論では進んで発言すること。 グループでの作業では、フリー・ライダー(ただ乗り)を決めこまないこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 グループ発表準備1 【第2回】 グループ発表準備2 【第3回】 グループ発表準備3 【第4回】 グループ発表準備4 【第5回】 グループ発表中間報告 【第6回】 時事問題研究1 【第7回】 時事問題研究2 【第8回】 グループ発表1 【第9回】 グループ発表2 【第10回】 グループ発表3 【第11回】 グループ発表4 【第12回】 グループ発表5 【第13回】 グループ発表6 【第14回】 レポート作成指導 【第15回】 まとめ
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