Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
法律学演習 II 北見 良嗣
選択  2単位
【法律】 12-1-1210-0179-08

1. 授業の内容(Course Description)
 前期に引続き、債権総論、担保物権法を中心に、金融取引において重要度の高い判例・論点や最近注目されているものを取り上げて勉強します。同時に、関連する民商法の他の領域も適宜取り上げ、ある程度民商法全体の理解に資するようにします。
 就職後不可欠となる、人前でのプレゼン・討議能力についても、ゼミを通じての習得を目指します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 法学検定2級、3級(司法)レベル以上の法律知識と、就職後に必要とされる一般教養
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 報告、議論への参加、出席状況(学生便覧参照)等を総合評価します。積極的な貢献を期待します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:配布プリント 
 参考文献:内田 貴『民法Ⅰ~Ⅲ』(東京大学出版会)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 講義内容のうち理解が難しい点についてはそのままにせず、必ずその日のうちにノート整理を行って、復習して下さい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 参加者はグループ毎に、各自が担当部分をキチンと勉強し、報告等の責任を果たすことが求められます。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 (1)開講時に、グループ別の構成を発表するとともに、取り上げるテーマ(論点)とスケジュールを提示します。
 (2)次に、上記スケジュールに沿って論点毎に、ゼミ生から、上記テキストのうちの該当箇所等についての報告・発表を受けます。
 (3)そのうえで、当該論点の中核をなす判例等を取り上げ、ゼミ生作成のレジュメに沿って報告・発表を受けます(論点は、学説、判例の変遷など)。
 (4)その後、ゼミ生全員で、その金融実務に与えるインプリケーション等について、ディスカッションを行います。
 (5)全体の進捗状況をみながら、適宜break timeを設けます。