Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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民法概論B 北見 良嗣
必修  2単位
【法律】 12-1-1210-0179-10

1. 授業の内容(Course Description)
 前期に引続き、民法総則を中心に財産法を履修します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 法律行為、代理、時効の制度の意義と効果をしっかりと理解する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 試験+出席状況(学生便覧参照)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 内田貴『民法Ⅰ(第4版)-総則・物権総論』(2008、東京大学出版会)
 参考文献:内田貴・山田誠一・大村敦志・森田宏樹『民法判例集 総則・物権』(有斐閣)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業で聴いた内容は、必ずその日のうちにノート整理を行い、復習すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 民法は、大多数の学生諸君にとって大学に入って初めて学ぶ科目であり、しかも他の法律を学ぶ際に前提となることが多い科目です。民法の確たる理解には、授業に出席することが不可欠です。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション-前期の学習内容の大まかなレビュー
【第2回】
 法律行為総説-契約の成立
【第3回】
 法律行為と意思表示、意思表示の到達と受領
【第4回】
 法律行為の解釈と基準、不完全な意思表示(1)心裡留保
【第5回】
 不完全な意思表示(2)虚偽表示
【第6回】
 不完全な意思表示(3)錯誤
【第7回】
 詐欺・強迫による意思表示、法律行為の自由と制約
【第8回】
 復習-補論
【第9回】
 無効と取消し
【第10回】
 条件、期限
【第11回】
 代理制度(1)代理制度の意義と機能、代理権と代理行為
【第12回】
 代理制度(2)無権代理、表見代理
【第13回】
 時効制度(1)取得時効
【第14回】
 時効制度(2)消滅時効
【第15回】
 まとめ