Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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刑法各論A
(刑法各論)
佐々木 知子
選択  2単位
【法律】 12-1-1210-0245-03

1. 授業の内容(Course Description)
 刑法総論の受講によって刑法に関心を持った学生を主な対象として、具体的に生起する事件・事実が何罪にあたるのか、あるいはあたらないのか、構成要件のあてはめを的確に行えるようにすることによって、刑法の考え方の基礎を教えたい。受講生にもそれなりの問題意識、また取り組みが必要である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 個人の法益を守る各種犯罪、ことに財産犯の基礎が分かるようになること(民法、ことに物権法の基礎知識が必要である)。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 最終講義日に実施する試験(論述式2問)の採点結果によって成績を評価する。その際出席状況は加味しないが、出席していなければ書けない問題を出すので、出席を欠かさないことが必要である(ノートの持込み可)。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:佐々木知子著『誰にでも分かる刑法各論』 立花書房
 参 考 書:『別冊ジュリスト 刑法判例百選II各論〔第6版〕』 有斐閣
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 教科書をよく読んでおくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 出席に努め、教室でのマナーを守ること。
 予習・復習をし、主体的に授業に参加すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション(刑法総論の復習)
【第2回】
 第1章 序論
【第3回】
 第2章 殺人罪
【第4回】・【第5回】
 第3章 傷害の罪、過失傷害の罪
【第6回】
 第4章 堕胎の罪、遺棄の罪 第5章 逮捕及び監禁の罪
【第7回】
 第5章(続き) 脅迫の罪、略取、誘拐及び人身売買の罪
【第8回】
 第6章 姦淫の罪
【第9回】
 第7章 住居を侵す罪、秘密を侵す罪
【第10回】
 第8章 名誉に対する罪、信用及び業務に対する罪
【第11回】・【第12回】
 第9章 窃盗の罪
【第13回】・【第14回】
 第10章 強盗の罪
【第15回】
 まとめ