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授業の内容(Course Description) |
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1 授業の主な内容 ① 債権回収のための財産差押え・競売・債権差押 ② 抵当権などの担保物権に基づく不動産競売 ③ 賃貸借契約解除に伴う土地建物の明渡執行など 2 民事執行法は、民法・民事訴訟法と非常に密接に結びついています。 ① 民法に良く出てくる「対抗問題」「差押」「債権の効力」「債権者平等」など ② 民事訴訟法の重要なキーワードである判決の既判力、執行力など 外国を知ることが日本を理解することに役立つように、民法(担保物権・債権総論)を深めたい、苦手を克服したい学生、民事訴訟法を学ぶ学生にとっても役立ちます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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強制執行の基本、民事訴訟(判決)や債権総論との関係などの基礎を習得します。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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最終授業での筆記試験(80%)、出席率受講態度(20%)の目安で総合して判定。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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毎回配布するレジメと資料を基に講義をします。 参考文献:和田吉弘著・『基礎からわかる民事執行法・民事保全法』(弘文堂) 参考文献:内田貴著『民法III - 債権総論・担保物権』(東京大学出版会)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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プリントを中心に復習しておくこと
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業時は必ず六法も持参すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の進め方、学習方法について 【第2回】 民事執行法と民事訴訟法・民法との関係(1) 【第3回】 民事執行法と民事訴訟法・民法との関係(2) 【第4回】 強制執行の意義と種類(1) 【第5回】 強制執行の意義と種類(2) 【第6回】 債務名義(1)判決、和解調書、調停調書など 【第7回】 債務名義(2)執行調書など 【第8回】 執行文 【第9回】 執行機関 【第10回】 執行に対する異議・不服申立(1) 【第11回】 執行に対する異議・不服申立(2) 【第12回】 執行に対する異議・不服申立(3) 【第13回】 まとめ(1) 【第14回】 まとめ(2) 【第15回】 授業内試験
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