Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
特別講義・行政法 II 飛弾 直文
選択  2単位
【法律】 12-1-1210-1974-06

1. 授業の内容(Course Description)
 1 対象者:各種資格試験受験者、公務員志望者
 2 目標:合格者の増、特に中堅公務員の合格者数向上を目指していきます。
 3 授業の内容
  (1)2年次までに履修した行政法について、各種資格試験・公務員試験等に対応できるよう、出題頻度の高い項目を中心に解説を行います。
  (2)各種試験での出題頻度が高い主要判例を取り上げていきます。
  (3)行政法関係の時事問題について、適宜取り上げながら解説を行います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 行政法の基本的事項及び判例等を再確認しながら、各種試験に対応できる実力をつけることを目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 試験成績に出席状況も加味します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 行政法ABで用いたテキスト
 並びに高木光・稲葉馨編『ケースブック行政法』(弘文堂)
 (なお、小早川・宇賀・交告編『行政判例百選Ⅰ(第5版)』及び『行政判例百選Ⅱ(第5版)』(有斐閣)を持っている人はそれで代用は可能です。但し、新しい判例が若干不足していることに注意)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 (1)講義があった内容について、ノートとそれぞれのテキストで毎回、必ず確認をしておくことが重要です。
 (2)あらかじめ次回のテーマについて自分のテキストに目を通し基礎的知識を再確認しておくこと。
 (3)できるだけ新聞に広く目を通すとともに、特に行政に関する記事は関心を持って読んで下さい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 必ずテキストと六法を持参のこと。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 以下の諸事項について、各事項に関する主要判例を採り上げながらポイントとなる点を述べていきます。また、行政法に関わる時事問題についても適宜解説していきます。
【第1回】
 行政強制の体系
【第2回】
 行政指導
【第3回】
 行政調査
【第4回】
 個人情報保護・情報公開
【第5回】
 行政手続法
【第6回】
 行政裁量の意義・内容とその審査
【第7回】
 行政争訟の体系及び行政上の不服申立て
【第8回】
 取消訴訟(1)
【第9回】
 取消訴訟(2)
【第10回】
 その他の抗告訴訟
【第11回】
 その他の行政訴訟
【第12回】
 国家賠償(1)
【第13回】
 国家賠償(2)
【第14回】
 損失補償
【第15回】
 授業内テスト