1. |
授業の内容(Course Description) |
|
今年の秋期においては連日のように新聞、テレビ等で社会保障を含めた歳出と消費税等の税制論議がなされることが予想される。財政学Bの授業では実際の予算編成上の諸問題や税制改正作業を臨場感をもって解説する。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
財政や税制の諸問題・諸課題について自ら考察・思考して見解を述べられる基礎力を涵養すること。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
授業の参加状況等を重視し、定期試験の結果を加味して総合的に評価する。 (注)毎回の授業の中で出席確認をかねて定期試験で出題する問題を紹介することとしている。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
教材:『不思議な国のマニフェスト・ノート』(第1刷発行版 2010年) (注)上記の教材を用い、必要に応じ適宜資料を配布しつつ議論と対話を通して自らの思考と工夫により各自教科書ノートが創作できるような講義としたい。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
日頃から新聞、雑誌などの財政関連の記事はもとより、経済、金融、ビジネス、社会面の記事にも目を通しておくこと。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
・原則として全ての授業に出席すること。 (注)第1回目の授業は特に重要で、授業の内容、方法、成績評価方法等について補足説明するので必ず出席してください。 ・授業は質問を交えながら行うので積極的に議論や対話に参加してください。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 序:財政の課題 ~授業の進め方とガイダンス~ 【第2回】 予算編成過程と税制改正作業 【第3回】 経済と財政(1):国民経済と予算 【第4回】 経済と財政(2):国家戦略と予算 【第5回】 国民経済の将来と公債の負担 ~プライマリー・バランス論など~ 【第6回】 我が国と諸外国の財政健全化努力 【第7回】 予算フレームと概算要求・税制改正要望 【第8回】 少子高齢社会と財政 ~年金、医療、介護~ 【第9回】 少子高齢社会と税制 ~税、社会保険料と国民負担~ 【第10回】 公共投資と財政 【第11回】 エネルギー・環境政策、農業政策等と財政 【第12回】 国の財政と地方財政 【第13回】 行財政改革 【第14回) 財政投融資と国有財産の有効利用 【第15回】 財政の健全化と将来の国民経済
|