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授業の内容(Course Description) |
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法学を学ぶ上で、なぜそのような法律・法制度が成立したのか、歴史的な背景はどのようなものであったのかという点にまで遡って考察することは、その法律や法制度をより深く理解するための重要なポイントの一つとなる。本演習では、憲法・民法・刑法などの分野を問わず、さらには国や時代を問わず、様々な法律や法制度について、歴史的な見地から議論することのできる能力を養う。 具体的には、上記の目的に即して、演習参加者各人が関心のあるテーマを自由に設定し、資料を調査・収集して報告する。報告における討論を通じて、もう一度論点を整理し、必要な場合にはさらに資料の調査・収集を行った上で、最終的にはレポートにまとめる。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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(1)自分で論点を見つけられること (2)論点に即した資料(参考文献・歴史資料)を探し出せること (3)論理的な思考の組み立てができること (4)自分の言葉で表現できること
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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演習への出席状況および参加の姿勢(積極性や発言内容)、報告・レポートの内容によって総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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必要に応じて紹介する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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自己の報告の際には、教員の指導のもと、時間をかけて、準備してくること。 他の学生の報告の際には、あらかじめ関連文献を読んでくること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1)授業には毎回出席すること (2)その日の議論が実のあるものになるかどうかは報告者の準備にかかっているので、自分の報告の際にはしっかりと準備した上で臨むこと (3)議論を重ねることで着想が広がり考察が深められるので、自分の報告ではないときにも、報告者の話をしっかりと聞き、積極的に質問をすること
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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詳しいスケジュールは、授業初回において演習参加者と相談して決定する。
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