Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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現代法学特講C 山根 裕子
選択  2単位
【法律】 12-1-1210-3087-03

1. 授業の内容(Course Description)
 公共政策の根拠を考察し、具体例に沿ってその意義を検討する。社会保障政策、医療政策、産業政策等につき、日本が直面する問題を分析し、公共政策の現状と未来について考える。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 公共政策を策定・分析・評価・実施するにあたり必要な能力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 学生と相談の上、短いレポートあるいは試験のいずれかにする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業中に適宜指示する。
 社会保障政策については有斐閣アルマ『はじめての社会保障』(第8版)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 日本の公共政策の課題について考える。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 自発的な探究。
 理解を深めるため秋学期も継続して履修することが望ましい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 1.公共政策とは何か
  -公共政策の根拠
  -公的秩序と法
  -経済学と公共政策
  -公共政策の策定と評価
 2.社会保障政策
  2.1 社会福祉制度
  2.2 社会保険制度
 3.医療政策
  -公的健康保険制度
  -日本の医療政策の特徴
 4.社会保険はなぜ強制的なのか
 5.社会保障制度の根拠と判例
 6.年金のしくみ
 7.産業政策
  -産業政策とは何か
  -日本の産業政策
 (秋学期に続く)