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授業の内容(Course Description) |
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民法は私人と私人の財産関係や取引についての規定を用意している。たとえば、自分のパソコンを買ったり、一人暮らしをするためにアパートを借りたりしたことがある人がいるかもしれないが、そういったことも民法に照らしてみると「契約を締結した」と解釈できる。 本科目では、契約法(狭い意味では民法第3編第2章を指すが、債権総則や、民法第一編総則の部分も含めることもある)のなかでも、売買契約を例にとり、契約の成立、効力、解除など、各種契約に共通のルールを学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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契約法に共通のルールの基本的知識や法の枠組みを理解し、(資料を参照しつつ)文章で説明することができる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験(レジュメおよび自筆ノート持込み可)による。原則として、小テスト、レポート、出席そのものによる加点はおこなわない。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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・配布するレジュメを参照しつつおこなう。必ず六法は各自持参すること(この点につき、第1回目の授業において説明予定)。 ・自習する際には各自気に入った教科書を参照するのがよいが、参考までに。 潮見佳男『基本講義債権各論Ⅰ 契約法・事務管理・不当利得〔第2版〕』(新世社、2009年) 大村敦志『基本民法Ⅱ 債権各論〔第2版〕』(有斐閣、2005年) 内田貴『民法Ⅱ 債権各論〔第3版〕』(東京大学出版会、2011年)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・わからない箇所については質問してください。 ・債権法の全体像のなかでどこに位置づけられるところの話を聞くのか(または聞いたのか)を確認する。 ・試験は持ち込み可ですが、だからといってどこに何が書いてあるかくらいは把握していないと答案作成はできないので、そのつもりで必要な準備をすること。言うまでもないことですが、試験前にまとめてやるよりも定期的に予習復習をするほうが理解は深まります。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業中条文が出てきたら持参した六法をひくようにしてください。 皆さんが思っている以上に、条文を実際に確かめることは重要です。 また、契約法は便宜上AとBに分割されていますが、両方とも理解してはじめて契約法を理解したといえますので、どちらか一方を履修するのではなく、A・Bいずれも履修することをお願いします。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス・イントロダクション 【第2回】 売買契約とは 【第3回】 契約の成立(1):申込と承諾 【第4回】 契約の成立(2):交渉段階 【第5回】 契約存続中の関係(1) 履行上の牽連関係 【第6回】 契約存続中の関係(2) 存続上の牽連関係 【第7回】 事情変更 【第8回】 担保責任(1) 【第9回】 担保責任(2) 【第10回】 担保責任(3) 【第11回】 解除(1) 【第12回】 解除(2) 【第13回】 まとめ:債権の効力 【第14回】 契約の終了 【第15回】 授業内試験(予定、正式には追って連絡します) ※進捗状況により変更する可能性があります。
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