Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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政治史B
(政治史)
日暮 吉延
選択  2単位
【法律】 12-1-1210-3247-06

1. 授業の内容(Course Description)
 この講義は、戦後日本の政治史を詳細に検討することで、国家の行動、政治家・官僚の意思決定と権力闘争を理解することを目的とする。
 主要な検討対象は戦後日本政治史であるが、現代国家の内政と外交は密接に連動しているため、国際環境、諸外国との関係についても検討を加える。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1)「政治」の具体的なあり方、日本社会の特質を理解する。
 2)内政と外交がいかに関連しているかを具体的ケースに即して理解する。
 3)戦後日本の政治過程の分析を通じて、現在の日本の位置について考える。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 試験の成績と平常点を総合的に評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 特定の教科書は使用しない(授業中に参考資料を配付する)。
 参考文献は適宜、授業中に紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 毎回、自分でとったノートをなるべく当日中に一度、読み返すこと。疑問に思った部分があれば、事典等で調べてみること。この簡単な復習をするだけでも学習成果は相当に上がるはずである。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 充実したノートを自分自身で作成することが重要である。理由は二つ。(1)講義を聴いて「ここは重要だ」と感じたことを迅速にノートにとることには、社会に出てから必要とされる「問題のポイントをつかむ力」「判断力」をつける訓練という意味がある。(2)人間は残念ながら物事をどうしても忘れてしまうので、覚えておくためにメモ(覚書、備忘録)をとることが必要となる。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 戦後日本と賠償問題(1)
【第2回】
 戦後日本と賠償問題(2)
【第3回】
 再軍備と政党政治(1)
【第4回】
 再軍備と政党政治(2)
【第5回】
 再軍備と政党政治(3)
【第6回】
 再軍備と政党政治(4)
【第7回】
 再軍備と政党政治(5)
【第8回】
 再軍備と政党政治(6)
【第9回】
 1955年体制の成立(1)
【第10回】
 1955年体制の成立(2)
【第11回】
 1955年体制の成立(3)
【第12回】
 1955年体制の成立(4)
【第13回】
 1955年体制の成立(5)
【第14回】
 1955年体制の成立(6)
【第15回】
 まとめと期末試験