Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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古典文学特論 II A(中古) 鈴木 宏昌
選択  2単位
【日本文化専攻】 12-1-1310-0303-01

1. 授業の内容(Course Description)
 文学作品の本文を正確に読解する力を養成したい。平安時代の文学作品を対象とし、今年度は『枕草子』を取り扱います。『枕草子』の本文・注釈を検討しながら作品を読んでゆきます。
 講義は演習形式で、受講者が注釈・現代語訳の作業を進めて、プリントを作成する。詳しくは第1回の授業で説明します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・自ら課題を見出して調査し研究する力を身につける。
 ・日本の文化についての深い教養を身につける。
 ・修士の学位にふさわしい論文を書き上げる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点で評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは、こちらでプリントを用意します。
 参考文献は授業中に指示します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業の予習としてプリントをよく読んできてください。そして、意味のわからない言葉については辞書などを使って調べてきてください。また、理解できない事柄については文章にしてまとめて授業時に質問してください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 『枕草子』についての解説。レジュメの作り方。辞典・参考書の話。
 担当者の割り当て。
【第2回】
 第241段「小一條院をば、今内裏とぞいふ」を読む
 第242段「身をかへたらん人などは」を読む
【第3回】
 第243段「雪たかう降りて」~第248段「賀茂へ詣づる道に」
【第4回】
 第249段「八月晦日がたに」~第253段「いみじうしたてて壻取りたるに」
【第5回】・【第6回】
 第254段「うれしきもの」を読む
【第7回】
 第255段「御前に人々あまた」を読む
【第8回】~【第11回】
 第256段「關白殿、二月十日のほどに」を読む
【第12回】~【第15回】
 第257段「たふときもの」~第270「日のうらうらとある昼つかた」を読む
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