1. |
授業の内容(Course Description) |
|
文学作品の本文を正確に読解する力を養成したい。平安時代の文学作品を対象とするが、今年度は『枕草子』を取り扱います。『枕草子』の本文・注釈を比較検討しながら作品を読んでいきます。 講義は演習形式をとり受講者主体で注釈・現代語訳の作業を進めていきます。 詳しくは第1回の授業で説明します。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
・自ら課題を見出して調査し研究する力を身につける。 ・日本の文化についての深い教養を身につける。 ・修士の学位にふさわしい論文を書き上げる。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
平常点で評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキスト こちらで用意する。 参考文献 授業の中で紹介する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
授業の予習としてプリントをよく読んできてください。そして、意味のわからない言葉については辞書などを使って調べてきてください。また、理解できない事柄については文章にしてまとめて授業時に質問してください。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
授業時には質問や意見など積極的に発言してください。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 『枕草子』についての解説。レジュメの作り方。辞典・参考書について。 担当者の割り当て。 【第2回】・【第3回】 第271段「成信の中將は」を読む 【第4回】 第272段「常に文おこする人の」~第277段「方違などして」を読む 【第5回】 第278段「雪いと高く降りたるを」~第280段「三月ばかり物忌しにとて」を読む 【第6回】 第281段「清水に籠りたる頃」~第286段「うちとくまじきもの」を読む 【第7回】 第287段「右衞門尉なる者の」~第291「よろしき男を」を読む 【第8回】 第292段「大納言殿まゐり給ひて」を読む 【第9回】 第293段「僧都の君の御乳母のままと」を読む 【第10回】 第294段「男は女親なくなりて」~第302段「紋はあふひ」を読む 【第11回】 第303段「夏うすもの」~第306段「こころづきなきもの」を読む 【第12回】 第307段「宮仕人の許に」~第312段「人の顏に」を読む 【第13回】 第313「工匠(たくみ)の物」~第316段「女房のまゐり」を読む 【第14回】 第317段「好き好きしくて」~第318段「清げなるわかき人の」を読む 【第15回】 第319段「前の木だち高う」を読む レポート提出
|