1. |
授業の内容(Course Description) |
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もののあわれ・義理・人情など日本文化の特質と言われているものがどのようにして形成され今日に至っているのかを映画を通して明らかにすることがこの講義の目的です。またそうした映画作品の原作となった文学作品についても検討していきたいと思っています。とにかくできるだけ多くの映画を見てもらいます。そして多くの人に見られた=日本人の気持ちを一番良く表した映画の基底にあるものを明らかにしていきたいと思います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本映画を通して日本人の特質を把握する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回のレポートによる評価。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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筒井清忠『時代劇映画の思想』ウエッジ文庫、2008年。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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出来るだけ多くの日本映画と文学を鑑賞してください
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業への積極的参加を望みます。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業方針の説明 【第2回】 『兄とその妹』(1939) 【第3回】 『妻よ薔薇のように』(1935) 【第4回】 『朧夜の女』(1936) 【第5回】 『愛怨峡』(1937) 【第6回】 『冬の宿』(1938) 【第7回】 『鏡山競艶録』(1938) 【第8回】 『爆音』(1939) 【第9回】 『木石』(1940) 【第10回】 『秀子の応援団長』(1940) 【第11回】 『続清水港』(1940) 【第12回】 『花』(1941) 【第13回】 『簪』(1941) 【第14回】 『陸軍』(1944) 【第15回】 まとめ
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