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授業の内容(Course Description) |
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「仏教文学研究 観音・地蔵を中心に」。 仏教の思想と歴史を学ぶ。 といっても漠然としてしまうので、広く親しまれている観音と地蔵というキャラクターについての文献を読んだり、また図像を鑑賞することを通じて、仏教的な発想とはどんなものか、中国・日本文化への影響・浸透をどうか、などを考える。 後期は主に地蔵について紹介する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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・仏教的な発想や用語、またその歴史を学ぶ。 ・人間にとって宗教とは何なのか、を考える。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末の試験 70% 随時の小テスト(進度を確認するのが真目的) 計30%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:プリントに作って配布する。 参 考:『岩波仏教辞典』1989年 源信『往生要集 上』『往生要集 下』岩波文庫ほか 井上 靖『星と祭 上』『星と祭 下』角川文庫 宮沢 賢治『ひかりの素足』新潮文庫ほか
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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前回の内容をノートなどでよく復習し、自分のものにして次の授業に臨むこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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遅刻・私語・携帯いじりなどをしないこと。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 仏教・大乗仏教(復習) 【第2回】 「観音」という名称~原語と翻訳について 【第3回】 観音像の形~「六観音」 【第4回】 観音信仰の現場(2)琵琶湖北の「観音の里」と井上靖『星と祭』 【第5回】 『西遊記』と観音~中国の観音像 【第6回】 観音の国土と「補陀落渡海」 【第7回】 地蔵菩薩概説~地獄の救済者、末法思想について 【第8回】 地獄について(1)中国説話文学に見える冥府の世界 【第9回】・【第10回】 中国の地獄観 ~『冥京図像』 【第11回】 地獄について(2)源信『往生要集』について 【第12回】・【第13回】 日本の地蔵説話 ~『今昔物語』から 【第14回】 『賽の河原地蔵和讃』と宮澤 賢治『ひかりの素足』 【第15回】 まとめ ~ 救済者ということ
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