Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
日本政治史 II 森田 吉彦
2群  2単位
【二群】 12-1-1310-1609-04

1. 授業の内容(Course Description)
 いわゆる「戦後六十年」の日本政治史の展開をたどる。敗戦によって迎えた極めて不利な情況に順応あるいは克服しながら、二十世紀後半の日本は、奇跡ともいうべき復興と大国としての復活を果たした。その間、政治指導者たちは何を考え、何を目指し、何を為し遂げ、あるいは為し遂げられなかったのか。本講義では、歴代内閣総理大臣の業績と志を軸に、今日に至る歩みを振り返りたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 (1)授業でとりあげた歴代の内閣総理大臣について、要点を簡単に説明できるようになる。
 (2)日本政治の仕組みや課題に対して、自分なりの解釈を示すことができるようになる。
 (3)歴史の事例を用いて、今日の日本政治を解説できるようになると、なお良い。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末の試験による。さらに、平常点をボーナス加点する。授業中に、「自由課題」を指示する場合もある。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:特に指定しない。
 参考文献:渡邊 昭夫編『戦後日本の宰相たち』(中公文庫)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 参考文献をよく読んで予習・復習すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 最新の政治情勢についても、新聞などを通じて関心を持っておくこと。
 なお、IとII とで内容が繋がっているので、両方を続けて受講することが望ましい。やむをえず片方だけ受講する場合は、参考文献をよく読んで補習すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 吉田路線の転回
【第2回】
 池田勇人
【第3回】
 池田勇人②
【第4回】
 池田勇人③
【第5回】
 佐藤栄作
【第6回】
 佐藤栄作②
【第7回】
 佐藤栄作③
【第8回】
 田中角栄
【第9回】
 田中角栄②、三木武夫
【第10回】
 福田赳夫
【第11回】
 福田赳夫②
【第12回】
 大平正芳、鈴木善幸
【第13回】
 中曾根康弘
【第14回】
 竹下登
【第15回】
 まとめと期末試験